2012年12月16日日曜日

住所録

 風の強い一日。掃除を済ませた後、一家で総選挙の投票に出かける。20歳の息子は初めての選挙権行使である。

 今回の選挙ほど誰に投票するか最後まで決まらなかったことはない。そもそも政治家になりたいと思うような自己顕示欲肯定型の人間が嫌いなので、政治が大事なのは否定しないが、選挙に立候補するような人間にはやって欲しくないという矛盾はどうしようもない。そのうえ、ますます最近は自分大好き人間ばかりになったような気がして、入れてもやむなしとさえ思う候補者がいなかった。
 結局、小選挙区になってからは、2大政党以外に投票しても死票になってしまうので、小選挙区はよりやらせたくないほうじゃないほうの候補者に、比例区はよりやらせたくないほうと対立している政党に投票した。結果、小選挙区と比例区の政党が異なることになってしまった。

 帰宅して、年賀状の住所書き。賀状の裏面は毎年パソコンで作成しているが、表の住所と宛名だけは自筆で書いている。そのほうが心がこもっているから、という理由ではぜんぜんなく、以前PCで作っていた住所録を何年か前に壊してしまい作り直すのが面倒なだけ。
 それでも、時代の移り変わりとともに年賀状は年々減りつつあるため、手書きでも2時間くらいで終了した。始める前は憂鬱だったが、すんでしまえばたいした手間でもなかった。おかげで住所禄を再度作る可能性はなくなり、また来年手書きが億劫になるのは目に見えてるな。


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