2015年3月31日火曜日

厚顔

 今年度も今日で終わり。本日をもって異動する箸・棒・男が最後に「おかげさまで事故なく過ごせました」とあいさつしたのには驚いた。こいつのせいで周りの人間がどれだけ被害にあったろうか。

 本来なら「皆さんにご迷惑をおかけして」と言うべきところだが、本人には全然そういう意識はないようだ。人間はどれだけ厚かましくできているのだろうか。まったく腹が立つ。

2015年3月30日月曜日

春到来

 今日も春のような暖かい一日だった。というか、いよいよ春が来た。

 録画しておいた「羊たちの沈黙」を観ていたらやめられなくなってい る。何度観てもジョディ・フォスターの知的な美しさがすごい。殺されそうになっている羊を抱えて牧場から逃げた少女時代の経験を係るシーンは顔のドアップ なのだが、映画館だとものすごい大きさのはず。それでも魅入ってしまうほどだから、尋常じゃない美しさなのだな。

 ただ、初めはクラリスの髪型がダサイ感じがして、名作も時の流れには逆らえないと思った。が、今考えると、あれは田舎出の垢抜けない警察学校訓練生を印象づけるためかもしれない。以降はビシッと決まっていた。これぞ名作。

2015年3月29日日曜日

車のこと

 ホームセンター行くため車に乗ろうとしたら、前のバンパーに擦った痕が。長さにして20cmくらいあり、乗車中に接触したのであれば気づかないはずのない大きさだ。が、僕も妻もまったく心当たりがない。

 つらつらと考えると、昨日メディアテークに行ったときに利用した100円駐車場が最もあやしい。標準より幅が狭いパーキングだったので、僕の左隣に駐めていた車が右にハンドルを切りながら出ようとして接触したのだろう。

 去年まで13年乗っていた前の車はこの手の修理に出さなくて済んだので、修理にいくらかかるのか見当がつかない。嗚呼。

2015年3月28日土曜日

Carmelhan


 4月下旬並みの暖かい日。午前中、メディアテークでベームの「トリスタンとイゾルデ」とマゼールの「ルル」を借りる。ジャンバーを着ていると暑いくらいだった。


  夜、昨日"やまや"で買ってきた2本で1,200円のワインを飲む。値段からは信じられないほど濃くてうまい。つまみは今年3回目のさくらのチーズで。

2015年3月27日金曜日

箸・棒・男

 異動内示から1週間が経過して、新旧のメンバーによる事務の引き継ぎ作業が始まった。わがセクションの箸にも棒にもかからない男の後任はきわめてまとも そうな人物だったので安心した。かくなる上は、箸・棒・男が無事に出て行ってくれることを願うのみ。

2015年3月26日木曜日

aigamoダック

 職場の送別会。けっこう立派な中華料理のレストランだった。ただ、


 北京ダックだと思ったら、合鴨だった。コースの値段がそれなりだろうからやむなしか。味は?うーん、やっぱり北京ダックのほうがうまいな。

2015年3月25日水曜日

CCCD

 メディアテークでCDを2枚。そのうちの1枚である森田童子のベスト・アルバムはCCCD(コピーコントロールCD)なので、パソコンでは再生や保存はできないと今まで思っていた。が、最近ふとした機会から現在のパソコンでは問題なく再生・保存できることを知った。

 帰宅して早速X-アプリに入力したところ正常に作動し、Walkmanにも問題なく取り込めた。そういえば最近このCCCDを見かけなくなったが、こういうわけだったんだ。

2015年3月24日火曜日

暗闇・キッス・それだけで


 朝3時に目が覚めてしまい、しばらく布団の中でじっとしていたものの、どうにも寝られず6時前には起き出してしまった。

 夜、早く寝るとまた日の出前に目が覚めるので、眠いのを我慢して森博嗣「暗闇・キッス・それだけで」を読了。森博嗣はもはや大胆なトリックで驚かすことに興味はないんだな。森作品には珍しく過去の行動を悔いる主人公が登場シリーズ。

2015年3月23日月曜日

送別会

 飲み会。今月で定年退職する上司から「さすがのオレもあのときは胃が痛くなった」という話をせつせつと聞いた。自慢話という色合いはなく、ぜんぜん嫌味がなかった。偉ぶるということがない上司だった。こういうのはやはり人柄だなあ。

2015年3月22日日曜日

トリオ>カルテット

 午後から床屋。帰りにM区図書館でキース・ジャレットとチック・コリアのCDを借りる。キース・ジャレットはソロやピアノ・トリオ以外の、管楽器が入ったカルテットを初めて聴いた。やはり管が余計な感じはある。

2015年3月21日土曜日

明石だこ

 春分の日。午後から母のホームに顔を出し、その後、墓参りを2箇所。帰りに三越に寄り、鮮魚売り場で夕食の寿司を買う。同じ売り場に"明石だこ"のいいのがあったので買おうかなと思い、数秒眼を離した隙に誰かに買われてしまった。恐るべし。

2015年3月20日金曜日

内示の日

 人事異動の内示があって、僕は変わりなし。わが室では、もっとも頼りにしているHMさんも変わらず。箸にも棒にもかからない戦力外の男は市内の事務所へ。ここまでは想定どおり。秋田美人のSMさんが遠いところに異動になって、これは予想外だった。
 
 本人に内示した後さっさと職場を出て、メディアテークで森博嗣「暗闇・キッス・それだけで」とCDを2枚借りる。

2015年3月19日木曜日

カーリング雑感

 このところカーリング女子の世界選手権をずっと観ていて気づいたこと。

 カーリングの選手っていかにもその国の選手らいしい選手が多い。アメリカチームヤンキー娘っぽいし、ドイツチームはゲルマンぽい。アメリカとカナダチームでさえ雰囲気は明らかに違う。

 このスポーツは限られた上位の層の中でやられていて、移民のような存在はあまりいないということだろうか。あるいは、日本チームが全員北海道の旧常呂町出身者でみんな似ているようなものだろうか。

2015年3月18日水曜日

歯治療終了

 夕方、歯医者。ほぼ1か月かかって、やっと1本歯が入った。その帰り、5年前に歯科の前にある停留所から長距離バスで通勤していた頃の道を歩いて自宅まで戻り、なつかしかった。

  カーリング日本代表のスキップをつとめる小笠原歩選手は、本日きわめて調子が悪かった。これほどショットが決まらないのを彼女を見たのは初めてだ。ミス ショットをしたときの彼女の仕草が"めんこい"のは確かだとしても、試合に負けるのは残念。明日に期待だが、カナダは強いよなあ。

2015年3月17日火曜日

ロイヤルミルクティ


 ドトールやコンビニの100円コーヒーばかりじゃ"なんだかなあ"ということで、本格的な喫茶店に寄った。ロイヤル・ミルクティ。暖めた本物の牛乳で紅 茶を煮出し、クリームを浮かべてシナモンをひとつまみ。本物の牛乳とシナモンがドトールとは違うところ。ただし、値段は倍以上。と言っても、600円だけ ど。

2015年3月16日月曜日

贋金つくり


 月曜日。午後、委員会。
 
 帰りに本屋に寄って、アンドレ・ジイド「贋金つくり」を買う。岩波文庫で復刊したもの。ジイドは過去の遺物 とAmazonのレビューに書いてた御仁がいたが、それは違う。この小説はヌーボーロマンの先駆けとなった作品で、ジイドの最高傑作である。

2015年3月15日日曜日

カーリング三昧

 朝9時からカーリング世界選手権の日本対スウェーデン戦を観、夜7時から対スコットランド戦を観た。どちらも3時間に及ぶ試合なので、どっぷりとカーリングに浸かった感じ。

 なかなか調子が上がらない小笠原歩選手だったが、スコットランド戦は最後のショットで勝利を呼び込んだ。


  彼女がミスをしたときの、口を尖らせて鼻をクチュッとする表情がキュートでいい。



2015年3月14日土曜日

テルマエ・ロマエⅡ


 武内英樹「テルマエ・ロマエⅡ」

 前作同様、馬鹿馬鹿しくておもしろい。エンドロールで元横綱の曙が出ているのを知って、どこに出ていたのだろうと思ったら、ローマのグラディエーター役だった。全然気づかなかったなあ。すっかり向こうの役者だと思っていた。そりゃまあ、曙はもともと外国人だから。

 それはともかく、続編に含みを持たせた終わり方だが、もう無理ではなかろうか。★★☆☆☆

2015年3月13日金曜日

Vin et fromage de Sakura

 帰りに"さくらのチーズ"を買って、先週やまやで買った2本で1,200円のワインを家で飲んだ。うまかった。"さくらのチーズ"がうまいのは当然なので、ワインのほうが。

2015年3月12日木曜日

ホワイト・デー疲れ

 昨日の帰り、用事でS駅まで出向いたところ、駅ビルがサラリーマンでごった返していた。そのとき、ホワイトデーが近いことに気がついた。

  週末はS市で大きな国際会議があり交通規制の可能性がのあるので、贈り物は今日買うことして、帰りに三越に寄った。地下店内を一回りして、結局始めに目に 付いたマカロン(税抜き2,200円)を2個購入。ちょっと安いかなと思ったけど、12個入りなのでむしろちょうどいいでしょうと。

 バレンタイン・デーにチョコをもらって、ホワイト・デーに相応のお返しをする。「この行事も億劫になってきましたな、ばあさんや」「ほんとですね、じいさんや」、という心境なり。

2015年3月11日水曜日

10年以上ぶりラーメン

 午前中休みをとって歯医者へ。歯冠の土台を作り、次回被せることに。次回は1週間後。


  その後、歯医者近くのラーメン屋で早めの昼食。この店は10年以上前に一度入ったことがある。そのときは、店内に漫画本が放置されているなど、食べ物屋らしからぬほど雑然としていて僕的にはアウトだった。ではなぜ今日入ったかと言うと、それが判らないのだけれど。

 入ってみると、店はよく整理整頓されており店主も若かった。屋号やのれんは変わっていないので、代替わりしたのだろう。今回はセーフ。


  注文したのはワンタン麺850円。具がたっぷり入ったワンタン、魚介系の出汁をほどほどに抑えたスープがおいしい。10年前に食べた時の味は覚えていな いのだが、これ味ならまた来てもいい。正午になる前に客でいっぱいになったので人気店なのだろう。代替わりしてよかったね。

2015年3月10日火曜日

欲たかり

 午前11時から午後3時半まで委員会がみっちりとあってほとほと疲れた。これで今年度の委員会のほぼ終わりで、あとは形式的な招集があるだけ。

 近頃夜になるとどうも酒が飲みたくなる。何かに不安があるのか。人事異動の内示が近いから?僕は去年異動したばかりだし、この歳になってもはや欲もないのだが。と言ってるようでも、欲をかくのが人間なのか。

2015年3月9日月曜日

かつ丸かった

 朝一番に前屈みになって靴をサンダルに履き替えているHMさんのお尻が大きかった。

 図書館に予約して順番待ちをしている森博嗣がな かなか回ってこない。今借りている人は貸出期間の2週間をフルに使っているような気がする。それほど時間を要する本ではないのでは。「はよ読めや、お りゃ」と言いたいところだが、「だったら買えや、わりゃ」と言い返されそうだ。

2015年3月8日日曜日

last concerto


 午後、息子が出演する吹奏楽のコンサートを聴きに出かけた。これで最後かと思いながら、最後のコンサートが何回か続いている。ホントの最後はいつなんだろう。こちらは楽しませてもらってるのだからいいのだけれど。

2015年3月7日土曜日

軽くても武満

 午前中、歯医者。部分的な型を取られたのでおそらく歯冠の土台を作るためのものだろう。その後、メディアテークに寄って武満徹のCDを2枚借りる。

  今日メディアテークに行ったのは、CDを借りるためというより、借りていた「ワルキューレ」と「神々のたそがれ」(各CD4枚組)を返すため。車で行って 返しておかないと、平日に計8枚のCDを持ち歩くのは大変なのである。予約している森博嗣の新刊の順番(あと4人)が回っていたら、本を借りがてら武満を 返す段取り。

2015年3月6日金曜日

干支の会

 午後委員会、何も質問されず無事終了。

 夕方、同じ干支の年に生まれたオジサンの飲み会。この会にも3回続けて出た。それくらい気に 入っているかといえば、そういうわけではなく、最初に誘われたいきさつから3回くらいは出なければ義理を欠くと思ったのである。よって、次回はパスしても いいかなと目論んでいる。

2015年3月5日木曜日

残酷物語


 ヴィリエ・ド・リラダン「残酷物語」読了

 28編の短編からなる小説。あまりに複雑なので、あらかじめ末尾の解説であらすじを把握してからでなければ内容を理解できなかった。誰に自慢する訳ではないから、無理して読まなくてもいいのに。訳文は格調が高くて見事。

2015年3月4日水曜日

ながい一週間

 まだ水曜日。今週も長い。

 今週末から来週にかけて開かれる委員会対策の勉強をしていたら、思いのほか捗って午前中に終わった。あとは金曜日の午前中と月曜日に復習をして本番に臨むのみ。

2015年3月3日火曜日

おじぞうさん


 職場のデスク上のお地蔵さんが2人に増えた。市内のある施設で制作されたもの。左側の新しいお地蔵さんは眼のところが窪んでいるだけだったので、鉛筆で黒く塗ったらいいお顔になった。ありがたや。

2015年3月2日月曜日

選ばれる立場

 月曜日。11時から休みを取って歯医者へ。今日で根の治療は終わり歯型を取られるのかと思ったら次回からだそうだ。次は土曜日。

 2019年に日本で行われるラグビー・ワールドカップの国内開催地が今夜遅くに発表されるようだ。わがS市も立候補しているのだが、僕は落選するとみている。なぜなら、S市は立候補に当たって、人気カードをやるなら引き受けるというような条件を付けているからだ。

 選ばれる方の立場でこんな条件を付けるとは、なんたる傲慢。選ばれなくていいとのメッセージを送っているようなものだ。本当に選ばれたいのだったら、なんでもやりますと言わなければならない。

 というようなことを、先日から就活を始めた息子の前で言ったのだが、通じたのかどうか。通じてないよな。

2015年3月1日日曜日

楽劇「ワルキューレ」


 妻が実家に行ったので、その間にMETの「ワルキューレ」を観る。通しで4時間に及ぶこの歌劇を本日でやっと観終わった。

 悲劇の崇高さ、人物の複雑さ、音楽の荘重さいずれもすごい。深々と感動した。いささか長いのが玉に瑕だが、残りの作品もぜひ観たい。まずはスルーしてしまった前作の「ラインの黄金」。