2020年12月31日木曜日

大晦日

  例年大晦日には市内の老舗そば屋まで出かけて年越しそばを買っていたが、今年はコロナの影響で息子が帰省しないのと、行列に並ぶのがイヤなので取りやめに。雪も降っていたしね。

 それやこれやで味気もない年越しだった。

 今年読んだ本は105冊で、ベストは山本周五郎「樅ノ木は残った」。映画は50本で、ベストは最近観たばかりのジョン・クローリー「ブルックリン」。

 今年もお世話になりました。

2020年12月30日水曜日

朝令暮改

  昨日欲しいものがないと書いたばかりなのに、今日Amazonをのぞいたら森博嗣の電子書籍のセールをしていたので、33冊の大人買いをしてしまった。

 40%のポイントが付く今回のセール。33冊で実質1万2千円ほど。けっこういい値段だけど、1冊あたりは400円を切っているので、いい買い物をしたと思っている。通勤の地下鉄とバスの中で読みまする。

2020年12月29日火曜日

4日目

 連休4日目。妻に付き合ってイオンまで車を運転したほかは家で過ごす。

 年末調整で戻った1万3千円で何か買おうかとしているのだが、これと言って何も思い浮かばない。音楽CDとか電子書籍とかないわけではないのだけれど、今はいいやと思ってしまう。しばらく紙の本を買っていないので、家の本棚には読む本がなくなってきた。欲望の縮小。典型的な老化現象で、あまりよくない傾向か。

2020年12月28日月曜日

3日目

 連休3日目。今年の年末年始の連休は9日あるので(僕の場合だけだけど)、例年のように瞬く間に時が経過しない。比較的ゆっくりと過ごせている。

 今日は宅急便を出したり、妻の買い物に付き合ったほかは、自宅で音楽ファイルを保存しているMusic Centerの整理などをしていた。地元の民放テレビで一挙放送している「私の家政夫ナギサさん」を観たら、ものすごくおもしろい。ファンの多部未華子ちゃんが健在ではまり役なのが喜ばしい限り。

2020年12月27日日曜日

「ブルックリン」

 

 ジョン・クローリー「ブルックリン」

 これはよかった。アイルランドから単身アメリカに職を求めて渡ったヒロインの不安と孤独がよく表現されていた。大学に合格して単身上京した自分のことを思い出したりした。(僕はこの映画のようにはホームシックにならなかったが。外国じゃないから当たり前か。)

 アメリカの都会で信号待ちをしている群衆に中にポツンと主人公が立っている絵はヒロインの心象をよくあらわしている。作品全体は目新しい題材ではないけれど、テンポとカメラワークが現代性を感じさせた。年末になってようやく今年のベスト作品に出会えてよかった。★★★★★

2020年12月26日土曜日

Wifiを再設定

 午前中、自宅のWifiが突然インターネットつながらなくなった。これまでにの何度かこういうことがあり、しばらく放っておくと自動的に回復できていたが、今回はどうしても接続できない。この年末年始をWifiなしで過ごすことを思い浮かべると暗澹となって、お昼から床屋に行っている間もそのことばかり考えていた。

 帰宅してプロバイダーに電話してみたが、オペレーターは出ず一般的な解決法をネットで示すばかり(ネットは携帯の4G回線で見たけど、インターネットにつながらない相談をネットで答えていいのか)。

 いよいよ切羽詰まったところで、ふと無線LANのルーターの取説を引っ張り出してみたら再設定の方法が書いてあってようやくつながった。今日の教訓。まず取説を見よう。

2020年12月25日金曜日

単独的仕事納め

 今年最後の勤務日。仕事納めのセレモニーはすでに終わっているので、今日は淡々と仕事をして(いるふりをして)いた。

 3時過ぎから休みを取ってS川内科へ。バスが渋滞で時間を取られ、5時前に内科に到着。降圧剤をもらってこちらも今年の通院を終了。

2020年12月24日木曜日

プレ仕事納め

 

 職場では代表による仕事納めの挨拶が今日あって一気に年末ムードになった。明日から休む人もおり、僕は明日の夕方から休みを取るつもり。今年中にする仕事はすでに方がついているので、気分的にはすでに年末休みに突入しているが。

 今日の昼食はナポリかつ。このメニューを食べるのも今日が最後か。

Photo: iPhone8

2020年12月23日水曜日

年末年始の予定

 職場の代表に定期昇給の説明を25日にしようと思っていたところ、その日に代表が休みを取っていることが判明。慌てて今日説明を終えた。

 それを機会に、職場で年末年始の休みの話になり、今年はみんなけっこう休むようなので、僕も便乗して28日に休むことにした。

 ついでに25日も夕方から休みを取って帰りにS川医院に寄って薬を貰い、26日は床屋を行く予定。正月の休みはなにかと忙しくゆっくりできないものになりがちだが、政府の言うように静かな年末年始になることを祈りまする。

2020年12月22日火曜日

緩んでる

 ようやく寒気が緩んだ。交通機関も平常どおりの運行。

 首都圏に住む息子はコロナ禍の影響で帰省しないことになった。今年の年末年始はただの長い休みになりそうだ。それはやむを得ないと思うが、今回の政府の対応の遅さには怒りを感じるというより、全くの理解不能であきれるばかりだ。

 写真は自宅から見えた夜明け前の朝焼け。

Photo: iPhone8

2020年12月21日月曜日

還付金

 今日もバスが遅れるのかなと思っていたら、あに図らんや定時運行だった。

 今年の年末調整の還付は13,866円だった。去年とほぼ同額で予想どおりだったので特段の感慨はなかった。来年は年末調整はあると思うが、還付されるほどの税金を払うかどうか不明なので、もしかすると最後の還付金かもしれない。そこは感じるところがある。

2020年12月20日日曜日

ダルおも

 夜中に降雪。朝の7時に起き出し、車の通行で雪が踏み固められる前に雪かき。昨日の雪かきによる筋肉痛とあいまって終日体がだるかった。

 午後から年賀状書き。昨年にもまして断捨離を断行し、今年こちらから出す賀状は21枚。よって住所書きも楽々だった。

 年賀状を書きながらBSでカーリングの強化試合、中部電力対ロコ・ソラーレを観た。ファンの石郷岡葉純選手が控えにまわっていたのでがっかり。強化試合に限った措置なのか、シーズンをとおした対応なのかは不明なれど、Come back, Ishigooka。

2020年12月19日土曜日

空転

 妻方の知人の葬儀に出席。葬儀とはいえ、コロナの影響で親戚以外は焼香のみ。帰りに自宅の駐車場に車を入れようとしたら、アイスバーンのため前輪がスリップして身動きが取れなくなった。

 マンション内の道を直角にふさぐ形になったので、他の車が入ってこないか焦った。幸いにも通行する車はなく、同乗していた妻に市の建設課が道路に置きいていた砂袋を持ってきたもらい、それをタイヤの周りに撒いてどうにか駐車場に入れた。

 夕方前にまた駐車場に行って、アイスバーンを金属製のスコップで割る作業を行った。かなりの力が必要で初老の身にはこたえた。嗚呼。

2020年12月18日金曜日

予想困難

 依然として寒気が居座っている。朝のバスも今日は遅れないだろうと思っていたが、40分遅れだった。年内はこれといった仕事もないので影響はないのだけど。

 仕事帰りに、地下鉄駅のモールでつまみを買って、自宅で録画していいた「相棒」を観ながら日本酒を呑む。「相棒」の刑事部長がしばらく出ていないと思っていたら今回は登場した。しかし、変な展開になってきたな。どうするつもりだろう。

2020年12月17日木曜日

ドカ雪

 

  10cm以上の積雪となった大雪。1mmの雪という予報だったので驚いた。雪道を歩くギュッギュッという音を3年ぶりに聞く。

 バスは45分遅れ。よく考えると僕についてはその他の実害はなし。職場を出るのが遅くなって、地下鉄の駅から自宅までツルツルの道を歩いて帰る。

Photo: iPhone8

2020年12月16日水曜日

寒波継続

 今日も寒い一日。昨日の夕方車を運転して怖い思いをしたので今日は普段どおり公共交通機関で通勤。朝のバスは30分遅れ。帰りは1時間休みを取って早めに職場を出たところスムーズに帰宅できた。

 帰宅途中に図書館に寄って、鈴木優人、アンドリス・ネルソンスのCDを借りる。ポール・ボウルズ「遠い木霊」読了。次は庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」。

2020年12月15日火曜日

螢雪時代


 今季初積雪。バスが大幅に遅れるものと判断して車で出勤。意外や普段どおりの所要時間だった。しかして、帰りは橋の上の道路が凍結して横揺れ防止装置が作動した。怖っ。

 NHK-BSPで放送していた「羊たちの沈黙」をまた観てしまった。5回以上観る映画はさほどなく、思いつくのは「太陽がいっぱい」「七人の侍」「シベールの日曜日」くらいだけど、この作品も今回で5回位になったのではなかろうか。自宅の50インチの液晶画面いっぱいにクローズアップされるジョディ・フォスターの美しさは尋常ではなかった。

Photo: iPhone8

2020年12月14日月曜日

冬将軍

 

 キリリとした寒さで今季初めてダウンコートを着て出勤。ここ2年間は暖冬だったのでこの寒さは久しく経験していなかった。これこそ本当の冬だよなという感じ。

 さて、今日の昼食は海老天そば。海老天が3本も入っていた。麺、つゆもうまし。

Photo: iPhone8

2020年12月13日日曜日

気づかれ

 義姉と施設の駐車場で待ち合わせて母の見舞い。義姉に同席してもらったのは実家の売却について母に確認するため。

 実家を処分して施設の支払いの足しにすることはかねてから母の希望だったが、帰る家がなくなることを本当に実感しているのか疑問もあったため放置していた。

 しかしながら、義姉も僕たち夫婦も施設に行くたびに毎回同じ話をされてノイローゼになりそうなので、母の意志を再確認した上で売却の話進めることにしたもの。

 売却価格や家財の処分、税金について僕から説明し母の反応を探ったところ、僕はいまひとつ本気度を感じなかったけれど、妻と義姉はOKだったので春になったら手続きを始めることにした。またやることが増えた。嗚呼。

2020年12月12日土曜日

年末恒例

 午前中、自宅の障子張り。障子紙の紙質が去年と違っていて、丈夫にはなっているが張りにくかった。製品の品質を改善するのはすばらしいことなれど、ある程度安定したものはイジらないでほしいものだ。

 午後、年賀状のデザインを決める。かつて1,000円くらいのイラスト本を本屋で買っていたが、数年前からネットで公開されているフリー・イラストを使っている。これで十分。

2020年12月11日金曜日

「ながい旅」

 

 大岡昇平「ながい旅」読了

 作者の大岡昇平の本意ではないかもしれないが、僕がこの作品から最も強く感じたのは、敵国の将校の弁護のために全力を尽くすアメリカ人の立派さである。

 戦勝国が敗戦国を裁くのは欺瞞だという論理が僕には納得できない。だったら誰が裁くのか。自らの手で責任を追求することなど、無責任大国の日本には不可能である。事実、自ら責任を取った日本人はいない。そうじゃないのか。

2020年12月10日木曜日

最後の晩餐

 冬のボーナス支給日。来春は転職して短時間労働になる予定なので、僕にとっての最後のボーナスである。新型コロナウィルス感染拡大の中、支給停止の業種もある中、ありがたくいだたきました。

 僕の小遣い分の使い道はとりあえずはないけど、春までには新しいカメラを買いたいと思っている。

2020年12月9日水曜日

年末進行

 やっかいだなと思っていた問題が意外とあっけなく解決。ゆっくり年を越せるぞよ。

 「ウォーターボーイズ」を観始めた。けっこう作り方が雑だ。この監督の「ロボジー」がよかったのでこっちもいいかと思ったのだが、あれは奇跡的傑作だったのか。残りあと1時間弱というところまで進んだので全部観るつもりだけど、さっさとジャームッシュに切り替えたほうがいいのだろうか。

2020年12月8日火曜日

低体温

 1時間休みを取って歯医者へ。JRの駅から歩いてクリニックに行ったら、受付に設置していたサーモ体温計が作動せず、職員に手動の非接触体温計で計測してもらったところ35.4度。さほどに寒い1日。

 入浴後、BDで「種まく旅人 夢のつぎ木」を観る。1作目、2作目は許容範囲だったが今回はだめ。肝心の桃を栽培する様子がほとん出てこず傍線的なエピソードが多すぎる。製作期間が短すぎて、桃の成長過程を撮れなかったのか。

2020年12月7日月曜日

非-文庫本


 森博嗣を読み終えて、次は大岡昇平「ながい旅」に。自宅の本箱に30年以上放置されていた本。何故に今読む気になったかは本人にも不明なり。

 昼は味噌タンメン。これはうまかった。

Photo: iPhone8

2020年12月6日日曜日

非-退屈な日々

 妻が三越で買い物をしたいというので車で送り、帰りにホームセンターに寄って障子紙などを購入する。今度の土曜日に障子張りをする予定。

 その他はいつものごとく自宅で過ごし、録画していた映画を観たり、本を読んだり、ネットを覗いたり。ぜんぜん退屈しないので困る。

2020年12月5日土曜日

いちごはフローズン

 

 天気がよかったので直売所めぐり。最初に行った農産直売所でイベントをしていた前の職場のOKさんに会い、「あら、うれしい」などと言われて気をよくする。

 その後、直売所もう1か所、アトリエで惣菜、菓子類。お昼近くになって喉が渇いたので、観光牧場に回っていちごヨーグルトを食す。

 さらに、2つ隣の市の直売所で梅干し、その帰りにもちぶた館でトンカツ。以上。

Photo: iPhone8

2020年12月4日金曜日

週末

 金曜日。いつものとおり定時で退勤。通勤時の地下鉄とバスの中で読んでいる森博嗣の「赤緑黒白」はもう少し。

 帰りに地下鉄駅のモールに寄って、ハムなど酒のつまみ、チーズケーキ。帰宅してビールと日本酒で1週間の澱を洗い流す。

2020年12月3日木曜日

新規参入

 

 今日は自宅風呂場の修繕のため30分早起きをしたので寝足りなかった。昼食はひさしぶりにアジフライ。アジは良質とはいえなかったが、味付けはよかった。

 さて、Docomoの携帯料金の値下げが発表されたけど、なんのことはない楽天モバイルの水準に合わせただけなのでは。あまり話題になっていないけど、楽天が参入したインパクトは大きいのかも。

Photo: iPhone8

2020年12月2日水曜日

雑感

 急に寒くなった。バスが寒気のため窓を少し開けて走っているので、帰りは寒くてしかたない。そろそろダウンのコートが必要か。

 森博嗣の「朽ちる散る落ちる」を早くも読み終わったので、Vシリーズ最終巻の「赤緑黒白」を続けて読むことにした。次のXシリーズはKindleストアで安く売っていたので購入した。が、今まで紙の書籍で何ら問題はなかったので無駄だったかも。

2020年12月1日火曜日

「ラストレター」

 

 岩井俊二「ラストレター」

 観る前に今年のベスト・ワンになるかもと期待したが、それほどではなかった。岩井監督は前作あたりから、いわゆる”丸く”なったように感じられる。

 この監督の作品の魅力は、若さが破綻に向かうときの緊迫感のようなもので、この作品では豊川悦司が日常に潜む裂け目を垣間見せる役割を担っているが、作品全体に及ぼす影響は小さく中途半端である。

 しかしながら、登場人物の心象をバスに乗り降りするシーンに重ねるところなど、要所、要所で岩井節は健在。それから、広瀬すずが将来大女優になることは判った。

 以上までの評価は星4つのところ、松たか子の入浴シーンがよかったので★★★★★