2021年1月31日日曜日

恥の多い生涯を送って来ました

 遥か昔の、若い頃の恥をかいた時の記憶が蘇ってきて困る。僕以外には、もはや誰も覚えていないだろう失敗の記憶である。

 そういうことはこれまでにもあったが、最近特に、何の関連もなく次々と頭に浮かんで、「わあっ」と声を上げたくなる。何か不安があってそうさせるのだろうか。それとも、老化による脳の暴走か。嗚呼。

2021年1月30日土曜日

すごすぎ

 風強し。一歩も外に出ない。50歩くらいしか歩いていないと妻に言われる。

 夕方から田中将大選手の入団会見をYoutubeで観る。記者会見でこれほど完璧な受け答えをした人はいないのではなかろうか。質問に対してはぐらかさず、かといって一言では返さず、相手が聞きたがっているエピソードをちょっと入れて簡潔に答える。できない。

2021年1月29日金曜日

電子マネーは使ったけど

 図書館でヴァントのブルックナーとシュタイヤーのバッハのCDを借りる。今週は現金は1円も使っていないのではないか。

 NHKの100分de名著の「純粋理性批判」を読んでいる。理性の独断論がおもしろい。カントの原テキストも読んでみたいという気がする。

2021年1月28日木曜日

新入りイヤフォン

 

 買いました新しいイヤフォン。

 これまでと同じJVC製のWoodシリーズ。早速Walmanで聴いたところでは、基本的にこれまでの音と同じ。少し薄っぺらい感じもするが、エージングをすれば味が出てくるだろう。

 暫定的に使ってたWalkmanに付属していたイヤフォンの音とは大違いで、それを感じられる聴力が残っていて安心した。9,050円なるも、全額ポイントを使ったので手出しはなし。

Photo: iPhone8

2021年1月27日水曜日

「レイニィデイ・イン・ニューヨーク」

 

 ウディ・アレン「レイニィデイ・イン・ニューヨーク」

 アレンらしいセンス溢れた佳作。ヒロインが杉咲花みたいなクシャクシャとした顔の演技がうまく、若さに任せて奔放に行動する若い女性役にはまっている。ヒーローの情けなさもいい。

 ウディ・アレンはこういう映画を観たいんだけど、多作のアーティストはレヴェルを保つのが難しんだろうなあ。★★★★★

2021年1月26日火曜日

寿命イヤフォン

 

 ウォークマンに使用しているイヤフォンのリード線部分が壊れて中の線がむき出しになりつつあるのを発見。5年前に買ってほぼ毎日聴いているものだから仕方ないけど、木製振動板を使った音質が気に入っていたので、次の製品が同じような音を出してくれるか問題だ。

 Amazonをちょっと覗いた限りでは、木製振動板のものは今のイヤフォンよりかなり安いか高いかのどちらかしかない。まあ、耳も老化しているから安い方でいいかなとは思っている。

Photo: iPnone8

2021年1月25日月曜日

3連休3日目

 午前中、区役所で提出物の添付書類をいくつか揃えて、その足で司法書士事務所でチェックを受ける。

 午後一番で登記所に行って提出。登記官は何も言わずに書類を受け取り、あっという間に終わる。あとで審査して不備があれば連絡をよこすということ。ともあれ、コロナが流行する直前から始めたことがやっと終わった。帰宅して、どっと疲れが出た。

2021年1月24日日曜日

3連休2日目

 明日の書類の最終チェックをしていたら、実印が印鑑登録したものと別のものであることが判明。妻があわてて実家に行って本物を持ち帰った。やはり見直しは何度もするものである。

 夜、酒を呑みながらPrime Videoで「緊急取調室」の第1シリーズの終わり3作を一気に観る。このドラマは制作費はさほど高くはないと思われるが、脚本と役者の演技でもっている。

2021年1月23日土曜日

3連休1日目

 午前中、N眼科。混んでいる。

 午後から月曜日に法務局に提出する書類の準備。このところ気が重かった原因も一山超える。

2021年1月22日金曜日

金曜日

 朝のバスが最短時間で職場最寄りのバス停に到着。人の数が減ってきたかな。職場では初めての試みとして、昼にサンドイッチにバナナ。

 帰り地下鉄駅のモールでハム、わさび漬け、タコの刺身。通勤の移動時間は京極夏彦を読み続ける。

2021年1月21日木曜日

なにもない

 勤務中に仕事とは関係のない税金とか扶養認定の勉強をしていたら複雑さにイヤになった。かつてはすっと頭に入ってきたんだけどな。やっぱ歳だな。

 さて、今週も一週間がたつのが遅い。来週は月曜日に休みを取って司法書士事務所に行く用事あり。週半ばに入札1件。それくらいの予定。

2021年1月20日水曜日

「ザ・フューチャー」

 

 ミランダ・ジュライ「ザ・フューチャー」

 ミランダ・ジュライの作品は前作の「君とボクの虹色の世界」もアメリカ映画にはめずらしいかっこわるい女の子を描いて印象的だったし、小説の「いちばんここに似合う人」もおもしろかった。

 この作品はさえない30代カップルの日常を描くのかと思えば、SFチックな展開があったり、突然の情事があったり、悲劇が不意打ちしたりと、ありきたりではない映画になっている。

 不器用な人間の器用じゃない結末が好きじゃないという人もいるようで、僕もやや消化不良気味なところがあったけど、主演女優でもあるミランダ・ジュライがしっかりと見せたお尻が印象的だったので、★★★★★

2021年1月19日火曜日

coldest day

 低気圧の停滞により終日風強く寒い一日。雪はそれほどではなかったものの、道路はアイスリンクのごとくつるつる。県北部の高速道路ではホワイトアウトによる多重衝突事故が発生した。

 僕自身にとっては、体感的に生涯でもっとも寒い日だった。いつものユニクロ製ズボン下、二重の手袋のほかに、息子が高校生のときに使っていた毛糸の帽子をつけて出勤。全体的に球形で、まるでダルマである。

2021年1月18日月曜日

剰余価値

 NHK-Eテレで放送している100分de名著「資本論」がおもしろい。

 マルクスの「資本論」は難解で、もちろん僕は読んだことがないけど、マルクスの評価については右も左も杓子定規で満足できるものはなかった。言い換えれば、どちらの勢力も多かれ少なかれ戦後社会のイデオロギー対立の図式から免れていないのが気に入らなかった。  

 今回の放送の講師は1987年生まれの気鋭の経済思想学者。環境問題をマルスクで読み解くこころみも。やっと古いしがらみから解放された世代が誕生したということ。

2021年1月17日日曜日

「惑星ソラリス」

 

 タルコフスキー「惑星ソラリス」

 2度目だと内容を全く覚えていない映画も多いけど、これは大方覚えていた。タルコフスキーのこれ以降の作品と比べると判りやすいといえるが格調は高い。映画は金のかかる芸術なので才能を活かしきるのは難しい。こういう監督はいなくなったかもなあ。★★★★★

2021年1月16日土曜日

なにもしない

 午後から妻の実家の用事で市郊外の父を車で見に行く。帰宅してデリダのハイデガー論を読もうとするがなかなか進まない。

 夜、焼酎のハイボールを呑みながら「岸辺露伴は動かない」の最終話を観る。飯豊まりえはもっとかわいく使ってほしいと思う。

2021年1月15日金曜日

やっと週末

 今週は月曜日が祝日で4日しか勤務していないにのかかわらず、一週間が長かった。

 帰宅して日本酒を呑みながら録画していた「相棒」を観る。明らかに脚本が変わった。最後に意外な犯人が登場する初期作品に戻ったようだ。最近杉下警部の切れ味が鈍っていたので今回の作品はおもしろかった。今後も続くことを期待するけど、難しいかなあ。

2021年1月14日木曜日

事実と感想

 寒気は緩む。午後から腹が痛くなった。朝から餅を食べたのが合わなかったのか。今年になって餅を食べると消化に時間がかかるようになった。おじいちゃんはよく噛んで食べろということか。

 映画はタルコフスキー。本は相変わらず森博嗣を読んでいる。今読んでいるのは短編集。短編を読むと森博嗣が天才であることがわかる。この作者の初期長編はさすがに古びてきたところがあるけど、短編はまったくそんなことがない。

2021年1月13日水曜日

ニセ初日の出

 

 冬至を過ぎてやや日が長くなったような気がする。日の出も早くなった。

 今日は気温が高めだったが雪は完全にはとけず。いつもどおり仕事を定時であがり、帰宅して夕食、入浴の後、エリック・ロメールの映画を観て久しぶりにロメール節にひたる。 

 その後、2016年に買ってあったタルコフスキーの「惑星ソラリス」のBDを開封して冒頭を観始めたところ、こちらもタルコフスキー節にやられてしまった。なんなんだろうね、本物の才能がもたらすこのインパクトは。

Photo: iPhone8

2021年1月12日火曜日

すってん

 朝、まだ雪が残っている通勤路で一瞬気をゆるめたら滑って転んでしまった。

 年が開けてから森博嗣の小説をものすごいスピードで読んでいるので、読む本がなくなりそうだ。硬い本を読みたいのだけれど、これといって思いつかない。大江健三郎に心が動いたが、また大江かあという感じも。なんかいい小説ないですかねえ。

2021年1月11日月曜日

怪我の功名

 朝、自宅のソファーでiPadをいじっていたところ、うっかりKindleストアのワンクリック・ボタンに触れたらしく、1,700円が課金されてしまった。

 データをダウンロードしなければ返金する仕組みがあるのを後で知ったけど、これもうっかりダウンロードしてしまったので後の祭り。ワンクリックという仕組みは便利なのだろうけど、間違いも多いと思われるので、改善が必要なのではないか。

 ところで、間違って買ってしまった電子書籍はしかたがないで読んでみたら、けっこうおもしろかった。負け惜しみではなくて。

2021年1月10日日曜日

「男はつらいよ お帰り 寅さん」

 

 山田洋次「男はつらいよ お帰り 寅さん」

 これはよかった。昔のフィルムを繋ぎ合わせて作っていると思っていたが、それは一部にすぎず、中心は寅さんの甥である満男の現在のドラマになっている。さすが山田監督である。早くも今年のベストワンかも。

 最後に共演した女優のシーンをまとめて出したところで、これは山田洋次版「ニュー・シネマ・パラダイス」なのだと思った。★★★★★

2021年1月9日土曜日

ステイ・ホーム

 今日も寒い一日で、首都圏で緊急事態宣言が出されていることから、宅急便を出しに行ったほかは終日自宅で過ごした。

 Prime Videoで「緊急取調室」シリーズを観ているのだけど、今日の回に出演した安達祐実の演技がすごかった。昨日は「岸辺露伴は動かない」に出ていた森山未來に圧倒されたし、ドラマで息詰まる思いを2日連続で味わった。

2021年1月8日金曜日

雪国

 

 朝自宅を出たときはそれほどの雪ではなかったのに、職場近くのバス停を降りたらこの状態。職場は20年前に造成された丘陵地帯の団地内にある。やっぱりかつて殿様が住んだ市内とは違うんだなあ。

 終日雪が降り止まなかったので、1時間休みを取って早めに帰宅。しかして、市中心部の道路にはすでに雪はなかった。

Photo: iPhone8

2021年1月7日木曜日

されど我が人生

 今日も寒い日で夕方から雪がちらついた。こう寒い日が続くと気分的にも鬱になる。気分転換といってもコロナで先の見通しも立たず、何かを心待ちにすることもできないし。

 というわけで、どうも調子が出ない。年が開けてから読んだ本は森博嗣の旧作一つだけ。映画は「PARKS」という橋本愛主演の作品を観たが、途中まではよかったに最後がグダグダだった。監督が締めくくり方を誤ったんだな。よくある話だけど。

2021年1月6日水曜日

ソースカツ丼

 

 今日のお昼はソースカツ丼。

 僕は普通の卵とじのカツ丼はだいすきだけど、ソースカツ丼はとんかつ定食のカツをご飯の上にのせる意味が判らなくて食べたことがなかった。

 今回、定食のメニューとしてとして出されたので初めて食べてみた。なるほどソースは普通のソースではなく甘じょっぱく味付けがされていて、ご飯と千切りキャベツにつけて食べるのね。なかなかのおいしさで、気に入ったでござる。

Photo: iPhone8

2021年1月5日火曜日

みなみ降雪

 緊急事態宣言の再発例に関連して事業を2つほど中止した。当地は宣言対象地域ではないけれど、事業の運用上首都圏との往来が必須なので、中止のやむなきに至った。宣言の及ぼす影響は大きい。

 午後から急に雪が降りはじめ、あっという間に車道まで積ってきた。このままではバスで帰れなくなる可能性があり、1時間休みを取って退勤。幸いにもさほどひどい事態にはならず、いつもどおりの所要時間で地下鉄駅に到着した。地下鉄は定時で運行するので、モールで買い物をして帰宅。

2021年1月4日月曜日

厳冬

 今日から仕事初め。朝のバスは通勤客が少なくスムーズ。

 それにしても寒い。年末年始に誰も出勤していなかった職場は壁の芯まで冷え切って暖房が効かず、退勤するまで20度に達しなかった。ここ2,3年は暖冬だったので、久しぶりに屋内でこごえた。

2021年1月3日日曜日

連休最終日

 

 快晴。寒いが昨日ほどではない、か。

 午後から母の見舞い。相変わらず退屈しており、いつもと同じ話しかしないが、自宅を売る話は出ず。この前売ることで話がまとまったので安心したのか、単に忘れていただけなのか。

 一昨日雪かきをした筋肉痛が今ごろ出てきた。長かった休みも今日で終わり。何をしたわけでもない休みも終わるとなると暗澹とする。嗚呼。

Photo: iPhone8

2021年1月2日土曜日

今朝も雑煮

 

 今日も寒い一日。道路の雪どけも進まず、母のホームに行く予定だったが、ホームは坂道の多い丘陵地帯にあるので、今日はお預けとした。

 昨日雑煮写真を撮りそこなったので今朝のを載せる。ちなみに、正月2日目にも雑煮を食べるのは僕が餅好きだからで、当地の風習では全然ない。

Photo: iPhone8

2021年1月1日金曜日

2021年元旦

 あけましておめでとうございます。

 雪の元旦。雪は午前中降り止まず、妻の実家を2度、自宅マンションの駐車場を1度雪かき。午後は疲れて昼寝。

 5時からテレビで正月恒例の「格付け」。今年は吹奏楽◯、ダンス☓、四重奏◯。MCの伊東四郎さんはコロナ感染防止のためか出演していなかった。出たから何を言うわけでもないのだけど、いないと番組に締りがなくなる。まさに風格。