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2018年9月23日日曜日

ミュシャ展


 息子がS駅前で買い物をするというので車で送りがてらミュシャ展を観てきた。

 この会場は4月にも来ている。正式な美術館ではないので高をくくっていたら割と本格的な展覧会だった。


 驚きかつ楽しめた反面、グッズを予定外に買い込んでしまった。今月は節約しようと思ってたのに。嗚呼。

Photo: iPhone 5s

2018年4月28日土曜日

「東大寺・奈良を彩る花の襖絵展」


 連休初日。「東大寺・奈良を彩る花の襖絵展」を観に出かけた。この展覧会に決めたのは、テレビで紹介されていた小泉淳作の桜の襖絵にインスパイアーされたから。


 実物は花びらをひとつひとつを描き込んでいて"凄げえ"の一言。ただただ、圧倒された。描いている本人は苦もなく描いているのかもしれないが。

 さて、12,000円分の図書券をもらったので、帰りに丸善に寄って引き換える本を物色する。ウンベルト・エーコの「美の歴史」が題材も値段もよさそうだった。肝心の図書券を持って行かなかったので購入はまた今度。

Photo: iPhone 5s

2017年11月21日火曜日

「運慶展」

 早朝の新幹線で上京。午前中会議に出席し、午後は議員会館回りをする。昼食は議員会館の食堂で五目チャーハンセット。731円。


 その後、上野の東京国立博物館に行って「運慶展」。50分待ちの案内だったけど実際は30分ほどで入れた。

 同じ場所で過去並んだ覚えがあったので、何の展覧会だったか考えたら、2009年の阿修羅像展だった。恐るべし仏像ブーム。

 今回はNHKの特集番組をビデオに録り、十分予習をして臨んだ。番組でも評判の高かった「無著菩薩立像」「世親菩薩立像」そして「重源上人座像」のリアリティはすごかった。他とは迫ってくるものが違う。他にもある運慶の作品の中でも特別な存在だと感じた。

Photo: Canon PowerShot S120

2017年7月26日水曜日

吉田博展

 東京出張

 新幹線で東京駅に着いたら雨で、午後までずっと降り続いていた。地下道や屋根のある場所を歩くように心がけたが、ところどころは傘をささなければならず、荷物を抱えての移動に往生した。


 仕事を終わってから新宿に出て、吉田博展を観る。

 吉田博は多作だったようで、水彩画から油絵など夥しい数の作品が展示されている。ただ、それらの作品はうまいけれども、特に心を打つというわけではない。

 吉田博といえば、やはり版画だ。上記写真のポスターにも使われている山の風景など、版画でこんなグラデーションを出せるのはすごいとしか言いようがない。まさに超絶技巧。この展覧会では、印刷物では表現できない細部の色づかいまで観ることができた。

 ところで、今日の展覧会も人で溢れていた。さして有名でもない画家の展覧会(僕が行くくらいだからマイナーではないのだろうけど)にこんなに大勢のギャラリーが集まるのには、いつもながら東京の住民の層の厚さを感じる。

Photo: iPhone 5s Camera

2017年5月28日日曜日

安西水丸展


 文学館でやっている安西水丸展に行ってきた。

 安西水丸は村上春樹の本の装丁でも有名はイラストレーター。ご本人は2年前に亡くなっている。

 安西水丸といえば中央にホリゾンという線を引いた静物画と濃淡のない色使いなどが特徴。あの独特な色使いは絵の具を筆で塗ったのではなく、物の輪郭線に沿ってカラーフィルムを切って貼ったものものだという。そうだったのか、なるほどねえ。

 あまり規模の大きくない展示会だったが、安西水丸の才能が随所に輝いていて楽しめた。

Photo: iPhone 5s Camera

2017年4月7日金曜日

「オルセーのナビ派展」

 静岡出張。静岡は小雨で富士山も見えず残念。2時間半の移動中はWalkmanでリヒテルのシューベルトを聴きながら、ひたすら「群衆の悪魔(デュパン第四の事件)」を読む。




 仕事は支障なく終わり、帰りに丸の内の三菱一号館美術館で「オルセーのナビ派展」を観る。


 19世紀末のパリで活動したというナビ派。印象派やシュールレアリスムのような大きな芸術運動ではなく、非写実的な手法や内面的な題材を用いた絵画作品を得意とした。女性と子どもを好んで題材にしていて、僕の好みでもある。

 解説のレシーバーを借りて聴きながら鑑賞していたら、同じくレシーバを手にした女性とほぼ同じペースで会場を回ることになった。女性の体の曲線を好んだというナビ派の流儀と同様、絵の鑑賞と同時にその女性のお尻の曲線を堪能した次第。

Photo: iPhone 5s Camera

2017年2月12日日曜日

ルノワール展


 妻に「ルノワール展」を観に行こうと提案されたので午後から美術館へ。

 車で行ったら、日曜日なのに駐車場が空いていた。ところが、会場内は結構混んでいた。地下鉄利用者が多くなったのかな。

 さて、ルノワールの初期の印象派展の時代から後期まで、国内外の作品を集めたこの展覧会。ふくよかな女性の裸体というテーマは晩年になって獲得したものだったことが判る。そこに至るまでの絵のモデルもほとんどが女性。ここまで徹底しているのは実にすばらしい。見習わなければ。

 当時はあまり認められていなかったというルノワール。現在のデジタル画像編集ソフトのレタッチは彼の筆使いを参考にしているような気すらした。

Photo: iPhone 5s Camera 

2016年11月17日木曜日

クラーナハ展


 東京に移動して「クラーナハ展」。

 クラーナハはルネサンス期のドイツの画家。今回の展覧会では看板にも使われている「ホロフェルネスの首を斬るユディット」や裸体の「ヴィーナス」がよく宣伝されているけど、基本的には肖像画家だったようだ。

 今回の展示会にも貴族のパトロンに依頼された肖像画の割合が多い。僕は絵の技術的なことは全然判らないのだけれど、それらの絵は特にうまいとは思えず、むしろ凡庸とさえ感じた。


  しかし、女性の裸の絵になるとにその印象は一変し、現代的な様相が現れる。細い体、扁平な胸、長すぎる腕と脚、切れ長のまなざし。今時の若い女性にいるよね。

 こういう作品は10点くらいしかなかった。それでも、観る価値は十分ある上質のエロティシズム。

Photo: Canon PowerShot S120

2016年8月7日日曜日

ぐりとぐら展


 「ぐりとぐら展」を観に美術館に行ってきた。

 日本を代表するこの童話は、息子が小さい頃に家にあったし、ぐりとぐらが登場するカルタをやったりもした。カルタで印象に残っているのは、「知らぬ間にシルクハットに白い鳩」。その原画もちゃんとあった。

 原画で構成された展覧会をひととおり観て感じたのは、この童話には押しつけがましさがまるでないこと。主張らしきものは、外でみんなと弁当を食べるとおいしいということくらいだ。これが長続きしている理由か。

 ぐりとぐらの1年間を12枚の絵で表現した作品のポスト・カード(12枚)と、木製のスタンド。図録を買う。今日は、癒やされますた。

Photo: Canon PowerShot S120

2015年8月8日土曜日

ヘレン・シャルフベック展


 美術館でヘレン・シャルフベック展。シャルフベックは19世紀後半から20世紀前半にかけてフィンランドで活躍した女流画家で、日本ではほぼ無名の存在だ。では、なぜ僕がこの展覧会に出かけたかというと、


  この絵にインスパイアーされたから。こういう経験は東京上野でハンマースホイ展の看板に"やられ"て、どういう画家かも知らずに国立西洋美術館に入って以来だ。

 シャルフベックが描く対象はほとんどが女性か子どもなので、同性愛的な傾向があったのかと感じたが、そういうわけではないようだ。2度の失恋が男を遠ざけたのかもしれない。

 モネやルノアールのような超一流の画家ではないかもしれないが、とにかく絵がうまい。会場は空いていたので、レシーバで解説を聴きながらゆっくりと作品を楽しめた。どちらかというと、内省的になる前の若い頃の絵がよかった。

2014年3月16日日曜日

ミュシャ展


 県美術館でやっている「ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り」に行ってきた。


  アルフォンス・ミュシャといえば、ヨーロッパの退廃文化に咲いたあだ花のような画家と勝手に思い込んでいた。ところが、レシーバで解説を聞いたところでは、当時から人気が高く、商業的にも大成功をしていたとのだという。

  時間をかけて展覧会場を回れば、なるほど、これが受けないわけはないレヴェルの高い作品群。その魅力は今になっても色あせない。ただ、ミュシャは晩年、こ こに自分の描きたいものはないとして、祖国チェコに思いを馳せながらモノトーンの宗教画を描いていたという。人間は複雑だ。

2013年9月29日日曜日

シャガール展、おまけでラーメン


 妻とシャガール展に行ってきた。


 今回の展覧会はシャガールの、舞台衣装やオペラ座の天井画、教会のステンドグラス、モザイク画などの制作者としての業績を中心としたもの。

 シャガールといえば、子どものような絵を天真爛漫に描いていた画家というイメージだったが、緻密な構成力を要する天井画などを長い時間をかけて作り上げるなど、けっこう器用な人だったことがわかり有意義な企画だった。

 今回も解説イヤフォンを借りて回ったら、気づかないうちに1時間以上が経過していた。


 美術館を出たらお12時を過ぎていたので、昼食は志のぶ支店でラーメン。妻にはフランス絵画を見た後に合わないのではと言われたけれども、以前から行ってみたい店だったので。ここは切り替えが大事。


 僕はワンタン麺の大盛り、妻は普通盛りを注文。スープは魚介系の醤油を効かした味で、ワンタンは評判がいいだけあっておいしくボリュームもたっぷり。大盛りは麺も多めで食べきるのがたいへんだった。次回は普通盛りで十分だな。整理整頓された清潔な店内、接客も申し分なし。志のぶ支店、うまし。


2013年7月13日土曜日

ゴッホ展


 行ってきましたゴッホ展。開催期間あと3日となり今回は見送りと思っていたが、意を決して午後から出かけた。美術館の無料駐車場は最初からあきらめ、近くの有料駐車場に向かったところ待ち時間なくすんなり入庫。

 3分ほど歩いて美術館に着いたら、車は長蛇の列だったが、中は入場制限なく入れた。ただ、場内は"芋の子"状態だった。

 今回はまったくの無予習で臨んだため、解説のレシーバー(500円)を借りた。絵の背景に浮世絵が描かれているなど、見過ごしやすいところの解説もあり、とてもよかった。これからはなるべく利用しよう。

 次回は9月のシャガール展。


2013年3月24日日曜日

若冲が来てくれました


 「若冲が来てくれました-プライスコレクション 江戸絵画の美と生命」に行ってきた。

 もともと日本美術にはうとく、伊藤若冲という画家も、ジャニーズの”嵐”のメンバーがテレビで特集番組をやってたなくらいしか知識がなかった。それでも、実際に作品を目にすると、平面的な日本画なのに虎や鶏が生き生きと、圧倒的な力で迫ってきた。また、若冲のほかにも同時代の日本画家の作品が展示されていたが、若冲の絵のうまさは群を抜いていた。

 よく来てくれました、という感じ。

 それにしても、最近の展覧会のタイトルは変わった。これまでなら単に”若冲特別展”くらいですまされたところ、美術愛好家以外の興味を引くための工夫をしているのだろう。”若冲が来てくれました”というのは、若冲へのリスペクトが込められていて、いいタイトルだと思う。