2022年1月31日月曜日

月末雑感

 月曜日。昨夜は寝つけなくて、12時前に布団から起きだして日本酒を1合ほど飲んでまた寝た。それだけしか飲まなくても今朝は少し残っていた。寝つけなかった理由ははっきりしている。昼寝をしたからだ。

 本は相変わらず森博嗣、映画は「レッドドラゴン」。レクター博士役のアンソニー・ホプキンスはさすがの存在感だが、「羊たちの沈黙」の焼き直し感は否めないか。刑務所長役のチルトン博士も「羊」と同じ役者が演じている。老けたなあ。

2022年1月30日日曜日

「さよなら、わたしのロンリー」

 

 ミランダ・ジュライ「さよなら、わたしのロンリー」

 ミランダ・ジュライ作品にしてはメリハリに乏しく、共感できるところが少なかった。今回は監督本人が役者として出演していないので、あの天然っぽい演技による笑いがなく、全体的に重苦しい。親が娘をペテンにかける最後のエピソードは、依存の継続なのか決別なのか。★★★☆☆

2022年1月29日土曜日

電子決済

 S川内科。院外薬局で支払いにSuicaが使えるのだけれど、僕のようなじじいが「Suicaで」と言うと「おやっ?」」という顔をされる。

 今日などはApple Watchでパネルにタッチしようと腕を伸ばしたら、薬剤師は「あ、違いますよ」と言いたげだった。が、寸前でピッと音が鳴って決済が完了したので、薬剤師が驚いていた。SuicaはともかくApple Watchを使うとは思っていなかったのだろう。はい、ただApple Watchを自慢したくて書いただけですが。

 午後から母のホームに行って、年金の源泉徴収票を受け取り。

2022年1月28日金曜日

一杯のしあわせ

 

 昼に食堂でラーメンを食べたいと思っていたが、今日の日替わり定食はサバのおろし煮。傾向として魚の定食は若者に敬遠されがちで完売はなさそう。僕は定食が残っているとつい付き合いでそっちの食券を買ってしまう。今日はラーメンは無理かと思っていた。

 しかし、12時20分過ぎに食堂に行ってみると、定食は完売だった。よって、希望どおりラーメンを食べられた。プチしあわせ。

 写真は日の出風景。気候がすっかり春めいてきた。

Photo: iPhone8

2022年1月27日木曜日

とんかつとマスク

 

 今日のお昼はとんかつだったので満足。

 ところで、前の前の首相が余ったマスクの無償提供を希望している人が殺到していると発言したというニュースをみて笑ってしまった。

 あのマスクは自分で考えたわけではなく側近の誰かのアイディアにすぎないだろうが、評判が悪すぎたことを気にしてたんだな。新型コロナのせいで、アベノミクスという言葉がすっかりかすんでしまって、アベノマスクが自分の代名詞のようになってしまったから仕方ないか。

Photo: iPhone8

2022年1月26日水曜日

マイナちゃんカード

 

 午後から休みを取り、区役所まで行ってマイナンバーカードの受け取り。

 いろいろな行政手続きの利便性を向上するためのカードを仕事を休んで受け取らなければならないのはいかがかとも思うが、そうしないと本人確認はむずかしいのでやむなしか。カードをもらった後は便利になる、ということね。

 写真は帰りに青果専門店に寄って買ったケーキ。帰宅してからはウダウダと。

Photo: iPhone8

2022年1月25日火曜日

未完成

 来月実施する会議のリハーサルで県外の人とZoomの接続テストをしたら、画面共有でうまくいかないところがあり、調整して明日やり直すことになった。 

 最近はオンライン会議や在宅勤務が一般的になっているけど、こういうトラブルはけっこうあるのでは。IT関係は技術革新が激しい分、技術がすっかり完成する前に見切り発車することが多いような気がする。ビシっとしたものはないのかね。

2022年1月24日月曜日

昔人

 吉川一義氏のプルースト論を読んでいたらプルースト本人の作品を読みたくなって、Amazonを検索したら「楽しみと日々」のKindle版が出ている。試みに無料サンプル版をダウンロードし冒頭を読んだら、続きも読みたくなった。

 しかし、電子書籍になっている岩崎力訳の「楽しみと日々」はプルースト全集に収録されているものであり、僕はその全集を所有している。とはいえ、全集は大きく重いので通勤時に持ち歩くことはできない。よって、Kindle版を買って読むか、1,000円出すのは惜しいので全集を家の中だけで読むか。

 で、帰宅して全集を本箱から取り出し読んでみたところ、電子書籍とはひと味違う充実感があった。僕はミステリィはほぼ電子書籍が読むが、哲学は紙の本でないと頭に入らない(紙の本でもほとんど入らないのだが)。どうやら重い本は紙に限るようだ。プルーストも電子書籍は無理かなあ。

2022年1月23日日曜日

どうでもいい雑感

 一歩も外に出ずに家で過ごす。

 一部のテレビ局はオミクロン株になってから制限緩和にシフトしたようだ。同じテレビ局の番組はほぼ同じトーンのコメントをしている。いったい誰に言わさられているのだろうか。

 ワイドショーのコメンテーターは適当なことを言っているようで、実は自分の意見が言えないのだということが判る。まともに観ているわけではないからどうでもいいが。

2022年1月22日土曜日

週末雑感

 母の見舞い。

 今日は年金機構から送られてくる源泉徴収票を取りに行ったのだけれど、まだ届いていなかった。実家から転送されてくるので遅れているのだろうか。肩透かしだった。また来週。

2022年1月21日金曜日

金曜雑感

 今日で会議は終わり。報告原稿も書き上げた。

 最後のほうはあらかじめ会議の資料を見てこういう発言をするだろう見込んで、前もって原稿を書いておいた。実際そのとおりだったので、安心して週末を迎えられるというもの。

2022年1月20日木曜日

木曜雑感

 昨日から職場の会議室に閉じこもって、3日間にわたる会議を聴講している。会議の内容を僕がまとめて機関誌に発表する必要があるためだ。

 他のことはできないが、仕事をした気分にはなる。

2022年1月19日水曜日

「青葉家のテーブル」

 

 松本壮史「青葉家のテーブル」

 これはよかった。美大の予備校に通う少女を主人公にした青春ものだけど、ほろ苦いお涙ものにせず、母親世代の青春時代とオーバーラップさせながら救済のツールを用意していて、最後は明るくまとめている。

 陰の主人公は母親の友人役の西田尚美。ヒロインの友人の上原実矩も「アデル ブルーは熱い色」のレア・セドウを髣髴とさせていい。★★★★★

2022年1月18日火曜日

雪再び

 朝起きたらまたまた雪が積もっていてブーツで出勤。今年の雪はどっかりと大量には降らないものの、2,3cmくらいのがたびたび積もる。どか雪も困るが、こういうのも気が滅入って嫌だ。

 帰りに図書館に寄って予約していたビル・エヴァンスの「 ビハインド・ザ・ダイクス」を受け取ろうかと思ったが、雪の時に行かなくてもいいかと思い取りやめ。

2022年1月17日月曜日

携帯書籍

 月曜日。やっと雪がなくなって革靴で通勤。

 通勤時に何となく紙の本が読みたくなったが、自宅にある通勤に持参できるような文庫本はすでに読みつくした。

 かろうじて見つけたのが吉川一義のプルースト論と木田元のハイデガー論でいずれも新書版。どちらにするか迷って、木田先生のハイデガーは一度読んでいるのでプルースト論に。明日から。

2022年1月16日日曜日

「卒塔婆小町」

 

 録画しておいた能「卒塔婆小町」を観る。百歳になった小野小町が登場する冒頭場面の、生と死が混然一体となった幽玄ぷりはすごい。

 今回は初めて観る曲だったので、副音声で解説を聞きながらの鑑賞。初心者にはありがたいけど、今日の解説者はちょっと喋りすぎでわずらわしかった。難しいなあこの加減は。

2022年1月15日土曜日

小外出

 土日の2日間、先週のようにまたどこにも行かずに家に閉じこもるのもなんなので、電気屋に行って小物関係をいくつか買う。電気屋も空いていた。

 家では先週に引き続き「存在と時間」と吉本隆明の「マス・イメージ論」を読む。

2022年1月14日金曜日

Dont Ceremony

 今週は月曜日は祝日で平日が4日しかなかったので、金曜日になるのが早く感じた。が、妻は長く感じたという。もしかしたら3連休中に僕がずっと家にいたから疲れたのではなかろうか。

 今日は正月飾りを焼く"どんと祭"で、例年は近くの神社が賑わうのだが、今年はやっていることすら気がつかなかった。コロナの影響で人出が減ったのか、こちらが単に鈍くなったのか。

2022年1月13日木曜日

雪こんこん

 ポイント故障の影響で新幹線が半日止まってしまい、講演をする予定の講師が東京から来られなくなって、急遽オンラインでの講演に切り替え。講師は大宮駅から都心の事務所に戻ってパソコン越しに講義をしたが、何事もなかったかのごとく堂々とした話しっぷり。さすがはプロである。

 終業後、雪はもう残ってないだろうと思っていたのに、けっこう積もっていた。しかして、図書館に返却する本とCDをリュックにつめており、そのまま持って帰るのもしゃくなので、図書館に寄って返却。さしあたりは借りたい本屋CDがなので、しばらく行かないかも。

2022年1月12日水曜日

「ミドルマーチ」

 

 ジョージ・エリオット「ミドルマーチ」読了

 全4巻、1,600ページを超える大作。地方都市ミドルマーチを舞台にした緻密な人物描写と巧みな時代背景の取り入れ方で英国小説の最高峰と評価されている。

 そうなんだろうなとは思うけど、登場人物の性格が紋切型のような気がする。ジェイン・オースティンのほうがそこはうまいという気がするし、物語への時代背景の組み込み方はプルースト(フランス人だけど)に及ばないかな。

 嫌味がないぶん食い足りないといおうか、うーん、プルーストは偉大だと改めて感じる。

2022年1月11日火曜日

連休明け

 連休明けの火曜日。荒天の予報だったので、今日もブーツで出勤。日中も雪になりそうだったがなんとか持ちこたえ、帰りは雨。

 「ミドルマーチ」は明日で読み終わりそう。次は何を読むかを決めていなかったので、電子書籍で森博嗣を読みながら考えることにする。

 再就職して地下鉄とバスで通勤するようになってからは読書をする時間が長くなり、一冊の本はすぐ読み終わる。よって、最近は長編小説を選ぶことが多かったが、そろそろ種が尽きてきた。と思っていると「富士に立つ影」のような(僕にとっては)知られざる名作がひょっこりと現れるから、文学の世界は奥深いのだけど。

2022年1月10日月曜日

3連休最終日

 家からどこにも出ない日3日目。午前中に自宅マンションの部屋全体に掃除機をかけたが、それを除くと30歩くらいしか歩いていないのではないか。完全リタイヤしたら毎日こういう感じかもしれない。さすがに妻にはけむたがられるかな。

 「マス・イメージ論」はあと2章。「存在と時間2」を読み終わる。

2022年1月9日日曜日

3連休2日目

 3連休2日目。

 急に「マス・イメージ論」が理解できるようになった。難解な書物を我慢して読み続けていると、ある日突然頭にすっと入ってくるようになるのはよくある話。今回は暗喩についての論考なので何をいわんとしているのか想像しやすいということはあると思うが。この調子で頑張りまする。

2022年1月8日土曜日

3連休初日

  予定どおりどこにも出かけずに家で過ごす。

 この3連休中の方針は吉本隆明の「マス・イメージ論」とハイデガー「存在と時間2」を読むこと。そのほかは何も決めていない。

2022年1月7日金曜日

連休前夜

 

 今日の定食は和風カレーうどん。定番のカレーうどんはかけうどんにカレーライスのルーをかけただけだが、こちらはかつおだしを効かせた純和風。のはずなのに、かなりしょっぱくて、味がよくわからなかった。

 明日から3連休。年末年始の休みは息子が帰省していたこともあって、なんだかんだと毎日忙しなかった。今回は何の予定も入れずゆっくりするつもり。

Photo: iPhone8

2022年1月6日木曜日

出先ラーメン

 今日は職場外での講演会を実施するため、一日出先で仕事だった。

 午後の本番の準備を終え、入場開始までの昼休み時間。思い立って、歩くとちょっと距離のある徐州楼へ。

 この店は店主の方針なのか、マスコミには一切登場しない。が、やはりここのラーメンは一番うまい。黙っていても客は来るので、テレビに出る必要がないのかもしれない。2年半ぶりの味。涙がちょちょ切れました。

Photo: iPhone8

2022年1月5日水曜日

Aburafu-don

 

 今日のお昼は油麩丼

 油麩とは、当県北部の郷土食材で、文字どおり油で揚げた大きな麩である。元はフランスパンのバケットのような形をしており、必要なだけ輪切りにして食する。

 油麩丼は、カツ丼のカツの代わりに油麩を使用したもの。麩のだしと油が他の食材に広がっておいしい。今日の食堂の丼は、麩のほかに鶏肉も入れていた。この手があったかと最初は思ったが、食べ進むうちに、やっぱり麩と卵だけのシンプルなほうが好きかなと感じた。

Photo: iPhone8

2022年1月4日火曜日

仕事始め雑感

 仕事始め。バスや地下鉄はいつもよりかなり空いている。今日も休みの人がいるのがうらやましい。

 業務は通常ペース。午後から雪がしんしんと降ってきて、5cm以上の積雪に。帰りはスリップ事故でバスが15分遅れて来て、さらに渋滞の影響で45分遅れで到着。

 本は「ミドルマーチ」と並行して森博嗣のGシリーズ。森は「私たちは生きているのか?」を読み終わった。映画は、観始めたミランダ・ジュライ作品があまりおもしろくないので、元旦にNHKで放送した「レッド・クリフ」に切り替えようかなと思っているところ。

2022年1月3日月曜日

連休最終日

 母の見舞い。母は何もすることがなくて暇だとこぼす。しかし、何もしなくてもいいのは、高齢者にとって幸せなことである。

 夜、桑田佳祐の配信ライブを観る。いつもながら桑田佳祐のヴォーカル力、音楽性、バンドの演奏技術の完璧さに感動させられた。超一流というのはこういうのを言うんだよ>格付けの製作者。

 しかし、配信ライブという方法による映像の不安定さはあまり改善されておらず、画面が断続的にプツプツと切れた。免許を受けたテレビ放送がいかに安定しているかが判る。このライブも前のようにWOWOWで放送して欲しいものだ。

2022年1月2日日曜日

雪中五重塔

 帰省中の息子が雪景色の写真を撮りに行きたいというので、紅葉を撮ったことのある四十八滝に行ったところ、車をとめるつもりだった駐車場が深い雪に覆われていて道路から入ることができなかった。


 やむなく近くの、三角油揚げで有名なお寺に行ったところ、こちらは有名な観光地でもあるので除雪されており、なんとか入れた。雪を甘くみるもんじゃないです。

Photo: EF24-105mm F4L IS USM with EOS R

2022年1月1日土曜日

謹賀新年

 

 起床して部屋の掃除をした後、雑煮を食べながら、例年どおりNHKのテレビ番組を観る。今年は何年かぶりでクールポコが出演し、何度も出番があったので満足。

 夕方もいつもどおり「格付け」。今年は、弦楽六重奏〇、スパニッシュダンス✕、ゴスペル〇。

 この番組の問題に出てくるプロと呼ばれている人は超一流ではなく、素人に毛の生えた程度の実力。それを踏まえると正解できる。ストラディバリはひきこなせておらず、ゴスペルは日本一になった学生のほうが明らかにうまかった。

Photo: iPnone8