エリック・ロメール「友だちの恋人」
題名の意味は、2人の女友だちが互いの恋人(又は片思いの男)とできてしまうという話から。アドリブの演技は一切なく、演じているのはプロの役者である。
同じ監督の「パリのランデブー」を観たときはロメールも古くなったと思ったが、この作品にはそれを感じなかった。最後はハッピーエンド風だけれど、ロメールが描いているのはつまるところ愛の移ろいやすさである。タンクトップのヒロインのおっぱいが見えそうで見えないところが切ない。★★★★★
エリック・ロメール「友だちの恋人」
題名の意味は、2人の女友だちが互いの恋人(又は片思いの男)とできてしまうという話から。アドリブの演技は一切なく、演じているのはプロの役者である。
同じ監督の「パリのランデブー」を観たときはロメールも古くなったと思ったが、この作品にはそれを感じなかった。最後はハッピーエンド風だけれど、ロメールが描いているのはつまるところ愛の移ろいやすさである。タンクトップのヒロインのおっぱいが見えそうで見えないところが切ない。★★★★★
月曜日。午後、別室でずっと打ち合わせ。気がつくと5時近く。万事この調子だといいんだけどな。
本は「サイキック戦争」を読み終わる。次は綾辻行人の「十角館の殺人」。映画は「友だちの恋人」をあと30分で観終わるところ。
夏のように暑い一日。母の見舞いのため車を運転していると、暑さで頭が痛くなった。
「ニュー・シネマ・パラダイス」を観終わる。トトの少年時代と最後のキスシーンを集めたフィルムを上映するところは鮮明に記憶していたが、トトの青年期はほとんど覚えていなかった。
義父がお世話になっている施設の関係で出掛ける。帰りにやまやに寄ってブランデーを買う。
早速夜にブランデーを呑むと思ったほど香りがない。ブランデーってもっと豊かな香りがするものと思ったがこんなものだったかな。最近久しぶりに何かをすると、自分の持っていたイメージと異なることがある。捏造された記憶。
金曜日。
マルグリット・デュラスの「青い眼、黒い髪」と「これで、おしまい」を続けて読んだのだけれど、いまいち琴線に触れるところがなかった。若いころはあれほど心を動かされたのに。デュラスが古くなったのか、こちらが鈍くなったのか。
そういうわけで、今読んでいるのは笠井潔の「サイキック戦争」。Kindle unlimitedの対象になっていたので。
木曜日。午後から業務担当3人で別室にこもって次期計画策定の検討をした。部屋が離れたいたおかげで外部からの注文が耳に入らず業務に没頭できた。
帰宅して、焼酎をなめながらテレビで野球観戦。0対0のままで膠着状態で進行して9回に1点入れての勝利。その裏はクローザーがぴしゃりと3三振で締めて、久しぶりに熱くなったぜよ。
カーリングはひいきのフォルティウスが勝ったのでの満足。
今回の日本選手権は、ビデオに録画したものを観ているのだけれど、10ある各エンドにそれぞれ10投ずつある最後の4投だけを見ている。
最後のスキップのパフォーマンスが勝敗を決めるからだが、その前の選手に意味がないわけではないのであんまりよくないのは確か。しかし、時間の制約もあるし。中部電力戦は石郷岡選手のリードをちゃんと観ます。
仕事では、理事会をこなし、重しがひとつ取れてスッキリ。
野球は交流戦に入っても上向きの兆しなし。とっととカーリング日本選手権の録画に切り替える。
フォルテウスVs北海道銀行。新生北海道銀行は最年長が二十歳という若いチームで、遠くない将来に日本を代表するチームになる可能性を感じさせる。どんな選手もこういうところから出発した。このところカーリングの主力チームや選手が固定化していたので、期待しまする。
最近、朝起きると右耳が痛い。眠りに着く前に布団の中でイヤホンで落語を聴いているのが悪いのかと思ったがそうではなくて、五十肩的な右肘痛みが肩に回ってさらに耳にまでたどり着いているようだ。
肩には湿布を貼っているが、耳にはそうできないので、ビタミン剤を飲んでいる。歳は取りたくないものだ。
自宅から一歩も外に出ずに過ごす。
Walkmanで「ニュー・シネマ・パラダイス」のサウンドトラックを聴いていたら、久しぶりに映画を観たくなって、BDを引っぱり出してきた。
どうしようもなく通俗的であざといところがあるけど、にもかかわらず、がっつりと心をつかんで離さない、奇跡的な作品だな。
ヘアードライヤーを買いに家電量販店へ。その他は家で。
せっかく家にいるのだから、もっと本を読みたいのだが、なまけ心が出てなかなか進まない。なまけ心というのは防衛本能の一種なのだろうけど、好きなことをするのにも出るのはどうしたことか。
「星降り山荘の殺人」を読み終わって、「毒入りチョコレート事件」に移る。定評ある古典の安定感を味わっている。
お昼に食堂でカレーうどんの大盛りをつい注文したら、うどん玉2玉を出されて往生した。食堂側は1.5玉分を出して最終的に0.5玉残るのを避けているのだ。前にも同じことがあった。なので注文しなければいいのだが。懲りないやつ。
仕事帰りに図書館に寄って、ミステリィ小説「毒入りチョコレート事件」、マーラー、エンリオ・モリコーネのCDを借りる。
野球は連夜の敗戦。これまで勝ち続けていたのが異常だったから調整局面に入っているのか。
それにしても、自分が野球をやらないからかもしれないけど、ピッチャーがだんだんコースが甘くなってて打ち込まれるのは判るんだけど、打者が突然打てなくなるのは理解できないのだ。
前と同じにバットを振ればいいじゃんと思うのだが、バットを出すタイミングが変わるのか、ボールを見る目が狂うのか。何かが違うんだろうな、きっと。
Kindle unlimitedに登録すると期限の2か月以内になるべく多くの本を読もうと、手当たり次第にいろいろな本をダウンロードしてしまう。貧乏根性丸出しである。
今度読み出したのは、「星降り山荘の殺人」というミステリィ。僕にとっては初めての著者の作品だ。(こういう敷居が低いところは、unlimitedのよさでもある。)
ところが、100ページほど読み進んでも物語にさっぱり進展がなくつまらない。我慢して読まないでやめようか、どうせ無料だし(正確には、99円)。と思って、いったんは別の作品に変えたが、帰宅して考えが変わり引き続き読むことにした。なんやねん。
肌寒い一日。今日からリュックにウインド・ブレイカーを入れるのをやめたのだけれど、よりによって今日の帰りはスーツだけでは寒かった。
バスケット・ボールのプロリーグで地元チームが今日の試合に勝てば1部リーグに昇格するというのでテレビ中継を観た。
これまでバスケットは日本人の間尺に合わないと思ってが、観てみるとけっこうおもしろい。戦術だのセオリーだの考えずに、素直に観戦すればいいのかな。ただ、今日の試合を観て、バスケットボールにも戦術が存在することが判った。当たり前だけど。
午後、農家をやっている親戚から送られた玄米を精米するため車で20分ほどのコイン精米所へ。精米をしてると、おこぼれに与ろうと雀が寄ってくるのがかわいい。
帰り足にガソリン・スタンドで給油をしてからユニクロに寄ってから自宅に戻る。
午後、S川内科。
血圧が朝型に高い傾向があるので、降圧剤の服用を朝食後から夕食後に切り替えるように指示があった。24時間効き目のある薬が朝型切れている可能性があるため、との説明だが、朝三暮四でないことを祈る。
図書館に「名探偵に甘美なる死を」を返し、中森明菜のCD2枚、誰の演奏家は忘れたけどバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを借りる。
読んでいる本は竹本健治の「囲碁殺人事件」。アンチ・ミステリィの著者として名高いが、語り口はミステリィの定石を踏まえているのような感じ。
映画はエリック・ロメールと並行してPrime Videoに登場した007の新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」。ダニエル・クレイグがボンドを演じるこのシリーズは抜群におもしろい。レア・セドゥが美しいのは言わずもがな。
午後から仕事でS市内に出かけ、用件が終了後、職場には戻らずしばし市内を散策。
繁華街の本屋を3件回り、帰宅にはまだ早かったので、アフタヌーンティーに寄って一休みした。写真は注文したチャイクリームフロート。
このカフェに時々寄ったのは10年も前だ。ぼんやりと女性の姿を眺めていたが、もはやその欲望もなくなってきたな。後は煙にように消え去るのみか。
Photo: iPhone8
「名探偵に甘美なる死を」読了。最後は読むのが苦痛だった。前にも書いたとおり、登場人物が多すぎるんだって。
複雑な伏線を破綻なく盛り込めばおもしろい小説になるかといえば、そうではない。読者の頭の中に残る量は限界がある。限界を超えれば文字を目で追うだけになってしまう。
なので、作家はトリックと謎解き以外の要素で勝負しなければならないが、それを書けるのは何人もいないのかもしれない。
月曜日。今週は長そうだ。でも、連休で一呼吸おかれたためか、新メンバーにも慣れてきた。ま、なるようにしかならない。
Prime Videoのリストを眺めていたところ、エリック・ロメールの映画がまたラインナップされているのを発見。いくつかの作品から「友だちの恋人」を選んで観ると、画質がかなり悪いのでどうかなあと最初は思ったが、自然体の会話のやりとりに5分ではまった。まさにミラクル・ロメール。
マリーヌ・フランセン「乙女たちの秘めごと」
ルイ=ナポレオン治世下のフランスの一地方。村の男が反政府運動のため捉えられ女しか残っていない。女たちは村の存続のため、今後は男を共有しようと約束する。
刺激的な内容だが実話をもとにしているらしい。映画は露骨にならず映像はきわめて美しい。それでいいと感じる反面、物足りない部分でもある。ただ一人おっぱいを見せてくれるヒロインは美しいけど、ほかの女性のおっぱいも見たかった。
気恥ずかしくなるような邦題だが、原題は「種をまく男」。★★★☆☆
連休疲れなのか午前9時過ぎまで寝ていた。ずっと出かけていたから当然か。
午後、車の修理でディーラーまで。ミラーは両面テープでくっつけるだけなので、作業は5分で終了。さりげなく次の車をセールされる。今は世界的な部品不足で納期が6か月かかるため、僕の車の車検は来年の3月だが、車検切れのタイミングで取り替えるなら、今から注文しなければならないのだそうだ。なるほどなあ。
8日ぶりに出勤。朝のバスもほぼ通常の乗車具合。
仕事は助走程度で、代表に監査の説明をして終了。午後からまた休みを取ろうかとも思ったが、タイミングを失して定時で退勤。帰りにウインドブライカーをはおって歩いたら暑かった。
昨日車で出かけようと運転席のドアを閉めたら、ドアミラーの鏡の部分が外れて割れてしまった。
ディーラーに部品が入るのは土曜日ミラーが使えないので車自体使用ができす今日はどこにも出かけられない。自宅で写真の編集をして過ごした。午後、息子が上京。
5月1日の野球観戦はずっと雨で6回コールドゲームだったため消化不良だったが、連休中のイーグルスのホームゲームはもうないので仕方がないかと思っていた。ところが、本日2軍のゲームを当地でやるという情報を息子が仕入れてきたので2人で出かけてみた。
山間地の野鳥観察施設に行く。退職教員おぼしき指導員に"鳥が見つけられないの下手だから"とかはっぱをかけられながら野鳥の写真撮影にトライしたが、1羽も見つけられなかった。
帰りに食した蕎麦はうまし。
Photo: RF100-400mm F5.6-8 IS USM, EF24-105mm F4L IS USM with EOS R, iPhone8
家族で郊外のホテルで中華を食べた後、アウトレット・モールへ。
僕も予定のなかったジーンズを買った。3本で1万円、1本だと7千円。2本欲しい場合は3本買って1本は捨てろということかな。ともあれ、僕は3本買って、3本とも穿くつもり。
Photo: PowerShot S120, iPhone8
昨日とは変わって天気が悪く、寒い。しかし、午前中はなんとか曇り空でもったので、3年ぶりの野球観戦に出かけた。
Photo: EF24-105mm F4L IS USM with EOS R