ジョン・クローリー「ブルックリン」
これはよかった。アイルランドから単身アメリカに職を求めて渡ったヒロインの不安と孤独がよく表現されていた。大学に合格して単身上京した自分のことを思い出したりした。(僕はこの映画のようにはホームシックにならなかったが。外国じゃないから当たり前か。)
アメリカの都会で信号待ちをしている群衆に中にポツンと主人公が立っている絵はヒロインの心象をよくあらわしている。作品全体は目新しい題材ではないけれど、テンポとカメラワークが現代性を感じさせた。年末になってようやく今年のベスト作品に出会えてよかった。★★★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿