今日は年に1、2回ある職場の宿直。宿直といっても非常事態があったときのみ対応すればよく、それがなければTV、PC、ベッド付きの個室で待機していればいい。
本を読んだり音楽を聴いたりして、疑似独身生活を満喫しながら、9時からはTVで放送していた佐藤祐市「ストロベリーナイト」を観た。これが出色の出来映えだった。
なによりもまず、善良な市民を装ったヤクザを演じた大沢たかおがいい。以前から大沢は単なるイケメンではなく、陰にやさぐれた部分があると思っていた。これほどのはまり役もめずらしい。
竹内結子の美しさは言わずもがな。竹内は美しいだけに、映像では心の闇がなかなか伝わらない。闇を過去の経験として描くことはできるが、描くとかえって意
味がない。だからこの作品では、同じ闇を抱える大沢と車の中で寝ることでその深さを表現している。単なるサービスショットではないんだよねえ。★★★★★
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