フジテレビ系「
福家警部補の挨拶」は刑事コロンボに似ているのと主演の
壇れいの演技が下手ということで、あまり評判がよくないようだ。僕は面白いと思ったけれど。
犯人をあらかじめ知らせておく倒叙モノが刑事コロンボ風になるのはやむを得ないし、犯人の追いつめ方はコロンボとは比べものにならないほど考えられていて説得力がある。
檀れいについては、すごい美形の女優だと思っていたが、よく見かける第3のビールのCMは媚びた女のイメージが強くて好きではなかった。僕は媚びた女性がすべからく嫌いなわけではない。しかし、彼女には似合わないと思っていた。
むしろ、このドラマの主人公のような、クールで人をよせつけず、不感症めいた女性のキャラクターが
壇れいには合っており、あの美形がより生きていると思う。演技が下手なのではない。はまりすぎているのだ。
嫌みな上司役の稲垣吾郎やいじられ役の鑑識係柄本時生もいい味を出している。打ち切りにならないことを祈る。
0 件のコメント:
コメントを投稿