2013年5月26日日曜日

地球は女で回っている


 ウディ・アレン「地球は女で回っている」。

 一日でビデオを見終わった、僕にしてはめずらしい一本。ウディ・アレンの映画はやはり本人が出演するのがおもしろい。女性にふりまわされながらも女性が大好きでたまらない主人公は他のアレンの作品と同じ。"精神分析"、"ユダヤ教"といったいつもながらの主題も扱われている。

 「マンハッタン」や「アニー・ホール」のころような若さの横溢はなく、主人公は人生に疲れ出してている。また、ニューヨークの街の魅力的なショットもない。それでも、ギャグのセンスはさえており、アレン節は健在だ。

 映画の冒頭でalphabetical orderにより出演者の紹介が始まったときから、わくわくしてしまった。★★★★☆


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