2014年6月8日日曜日

情緒的バッハ

 今日も一日中強い雨だった。

 ベルトルッチの「革命前夜」を観始めたが、30分くらいでやめた。ベルトルッチは天才であるがゆえに傑作 と駄作の差が大きい。この作品は封切り時は前者だったと思うが、当時はスタイリッシュであったろう表現方法がもはや陳腐化している。ベルトルッチの映画は ストラーロのカメラと坂本龍一の音楽に負うところが大きいかも。

 雨の合間にM区図書館に行って、ピリスのバッハ「パルティータ」とピーター・ゼルキン「ゴールドベルク変奏曲」を借りる。ピリスのバッハはきわめて情緒的に聞こえた。彼女がなぜこの後バッハを録音しないのかが判るような気がする。

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