少子高齢化の問題を取り上げていたTV番組を観て、大学院生の息子が「それの何が問題なのか。日本語を使う人がいなくなったら、その言葉が滅びるのは仕方ないのではないか。歴史上、そういうことはいくらもあったのではないか」と言った。
なるほど、それはひとつの理屈である。ただ、朝5時に起きてワールドカップの日本代表を応援していた人間の言葉とは思えぬが。
少子化の解決は、僕はきわめて困難だと思っている。国がいくら優遇策を打ち出そうと、国のために子どもを産んだり育てたりする人はいないからだ。それは現
代の人間がそうなのではなく、昔の人も自分の都合で産んでいただけで、昔のほうが子どもの数が多かったのは、産まないためのテクノロジーが未発達だっただ
けである。
都議会のヤジが問題となっているが、ヤジったほうもヤジられたほうも、そのことは全く判ってないよな。
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