パトリス・ルコント「仕立て屋の恋」
中年男の悲哀を描かせたら右に出るものはいないルコント監督。この作品も持ち味全開で、美女と女にもてるはずのない男との物語を、ちょっと無茶かなとも感じられる手法で展開していく。男の偏執と女の打算を見事に表現した傑作。
ルコント作品に登場する女優はいつもながら美しい。向かいのアパルトマンに住む女性の部屋を覗くという設定から、きれいなおっぱいも見えるのではと期待し
たがそうはならず残念。ただ、2時間を超える映画が多い中、80分にまとめているところは集中力が乏しくなった中年に優しい。よって★★★★★
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