2014年5月4日日曜日

ヒステリア


 ターニャ・ウェクスラー「ヒステリア

 19世紀のロンドン。女性のヒステリーを治療するため電動バイブレターを発明した青年医師の物語。僕はフィクションだと思っているが、ネットでは実話として扱われている。本当なのだろうか。

 " 大人のおもちゃ"という題材を、下ネタにせずコミカルに描いているのがうまい。治療に訪れる患者をあえて若い女性ではなく、中高年の女性にしているのもさ すがだ。また、19世紀のイギリス社会の考証がきちんとしており、当時の雰囲気がよくでている。これに最も感心した。

 監督は名前からすると女性だと思うが、ネットには経歴も画像もWikipediaも載っていない。謎である。★★★★★

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