郊外などという生やさしい言葉ではすまない、スキー場に通じる山の中の道路に位置するこのラーメン屋。周辺にはロッジが散在する程度で、どういうマーケティングで立地したのかと首をかしげたくなるほどの辺鄙な場所にある。しかして、このラーメン屋が開店前から行列ができると評判なのである。
12時過ぎに着くと、駐車場には10台くらいの車が止まっていた。雨模様だったので外までは行列はできていなかったが、店内には7,8人が待ち人が。まず、レストランで見かけるような席待ちシートに名前を書きこむ。
15分ほどで席に案内され、一番基本的な"中華そば"を注文。5分ほどでラーメンができあがった。
魚介系の濃厚なスープ。麺は固めのストレート。たしかにうまい。スープと麺が絶妙にからみあっている。いや、そんな紋切り型の表現は必要ない。ただひらすらにうまい。うますぎる。
待っているときは、みんなゆっく食べているのが不思議だったが、表面にうっすらと油が浮かんだスープが熱くて早く食べられないのであった。しかし、スープは全部飲み干したくなる。ラーメンの味にこれほど感動したのは久しぶり。スッタフの手際のよさも印象的だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿