2014年11月13日木曜日

漢委奴国王

 仕事帰りに喫茶店に立ち寄って「男嫌い」の続きを読もうと思ったら、職場の机の引き出しに本を忘れてきたことに気がついた。仕方がないのでコーヒーだけ飲んでその店を出、帰宅して本棚から三浦佑之「古事記を旅する」を取り出して読み始めた。

 すると、著者が福岡県の志賀島を旅した章で、有名な「漢委奴国王」の金印が江戸時代に作られた贋作であるという著者の説に出くわした。

 僕も15年前、仕事のついでに志賀島に行って金印の出土場所を見、翌日、福岡市博物館で展示されている実物をの印を見たことがある。千年以上も前の印がこんな"金ピカ"のはずがないという印象を持った。

 なので、この本を読んでやはりそうかと思ったが、なんだ偽物だったのかというがっかり感も否めない。はたして真相はいかに。

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