皆川博子「開かせていただき光栄です」読了。
この作者の外国を舞台にした医学系ミステリーはどれも面白い。日本の古典芸能ものも得意としているが、そちらはうんちくが多くケレン味がでてくる。
皆川博子は1929年生まれだから、2011年に出版されたこの小説を書いたときは80歳を超えていたことになる。どこからそんなエネルギーがでてくるのか。それもまたミステリー。
表題の「開かせていただき光栄です」は、死体を解剖するときに医者が唱える決まり文句のようなもの。エッチな意味にはあらず。
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