朝、S駅へと向かう電車に乗り、ふと周りを見るとHK嬢が立っていた。彼女の家は、この路線とはややはずれた場所にあり、乗っているはずはないのだが。しからば、なぜここにHK嬢が?疑問は解けぬまS駅で乗り換え、職場へと向かった。
通勤電車で引き続きシフのバッハを聴いていて、どうもこれまでと違い、やけに叙情性が強調されているし、音も揺れていると思ったら、ウォークマンのスピードを0.75倍にセットしていたのだった。
毎晩ウォークマンで落語を聞きながら寝ているとき、桂枝雀の噺は早口で聞きづらいので、スピードを落としている。朝になっても普通の速さに戻さず、そのまま音楽を聴いていたわけ。今日寝る前に落語を再生するまで気づかなかった。
典型的な老化現象である。そもそも、枝雀をデフォルトのスピードで聞けないところからしてあやしい。とほほ。
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