2012年11月28日水曜日

遁世

 朝の通勤時、駅から職場に向かう途中、またもやHK嬢に追い越された。歩くスピードが遅くなったかなと、しばらく前からちょっと自覚している。もっとも、そのお陰でHK嬢の美脚を堪能できた。

 柳田國男を読んでいる。


 「遠野物語」を読了し、「山の人生」に入る。「遠野物語」は二度目だが、これほど美しく、格調の高い文体はないと思う。
 「山の人生」は山に遁世した人たち、神隠しにあった子どもなどの話。ある日突然、里から山に姿を消した人が、その後自然人のごとく暮らしているのを発見された、という話を読んでいると、ふと自分も遁世したくなって困る。


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