2014年2月8日土曜日

ヴァンパイア


 大雪でどこにも行けないので、BDで岩井俊二「ヴァンパイア」を観た。

 岩井俊二は、日本でもっとも才能のある監督だと思っているし、この監督の映画は大好きだ。しかし、最近はかつてほど感情移入ができなくなってきている。つまり、僕の感性が歳とともに鈍くなっているのだ。

 孤独な魂、こういう風にしか生きていけない少数派の若者を描くという意味で、まさに岩井俊二の本領発揮というところ。音楽もいい。しかし、主人公がヴァンパイア(吸血鬼)という設定にいまいち説得力がない。蒼井優の使い方が中途半端だ。また、中盤のレイプシーンには気分が悪くなった。ただ、レイプされる役の女優さんがおっぱいを見せて頑張ったので★★★☆☆

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