イザベル・コイシェ「
死ぬまでにしたい10のこと」。
同じ監督の「あなたになら言える秘密のこと」がとても良かったので、「ナイト・トーキョーデイ」を観たら残念ながら失敗作。これなら大丈夫だろうと大事に取っておいたのだが、まったくの期待外れだった。
癌で余命2月と宣告された女性が、周りにはそれを教えないまま"死ぬまでにしたい10のこと"をノートに書き留め実行していく。その構想はすばらしいのだ
けれど、ヒロインの行動があまりにも淡々とし過ぎていてリアリティがない。僕も兄を癌で亡くしたが、症状の進行に伴って正常な判断力が乏しくなるほど怖い
病気だし、周りの人間が病気に気づかないはずはない。なんか消化不足のまま映画が終わってしまった。
「あなたになら言える・・・」に出会ったときは才能のある監督だと思ったが、2度もハズレを引かされるとどうだかなあ。★★☆☆☆
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