森博嗣「すべてがFになる」読了。10数年ぶりの再読である。犯人もトリックも判っているミステリーが再読に堪えられるか不安もあったが、初読では判らなかった(であろう)トリックの伏線に気がついたりして面白かった。
この作品を皮切りに以後50冊近くの森作品を読んだので、その間、いろいろな固定観念が頭の中に形成されている。犀川創平や西之園萌絵は今とそれほどずれはないが、それでも最初はけっこう俗っぽいキャラクターだったようだ。それから、喫煙に対する考えが今よりかなり寛容だ。これは森作品に限らず、今の小説や映画にはなくなった現象。
話は変わって、
今日は中秋の名月。中秋の名月=満月だと思っていたが、必ずしもそうではなく、次に満月になるのは8年後だとか。写真に挑戦したがきわめて難しかったでござる。
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