2013年9月16日月曜日

志の輔


 台風18号が近づいていたので、一日中家の中にいた。一番雨が強くなったお昼ころに眠くなり、志の輔の「抜け雀」を聴きながら布団に横になっていたら寝てしまった。写真は台風通過後の空模様。

 僕がよく聴く一番若い落語家は小三治で、今や落語協会会長だから立派な大御所である。ときどき若手の落語をBSなどで見るが、はっきり言って聴くに堪えない。名人は歳を取っているからうまいのではなく、若いころからうまかった。よって、若手は若いからダメなのではない。

 そんな中、今回初めて志の輔のCDを借りて聴いてみたら、けっこういい。なにより会話の間の取り方がうまい。古典を崩しすぎのような気もするが、それが芸風なのだろう。大名人にはならない気はするが、現存する落語家の中ではかなり面白いと思う。もっとも、志の輔ももう若手ではないけどなあ。


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