2015年2月8日日曜日

ブラインド 視線のエロス


 エスキル・ヴォーグツ「ブラインド 視線のエロス」。僕にとっては初めて観たノルウエー映画ではなかろうか(確信はないが)。

 失明して家に引きこもった妻の(主として性的な)妄想を描いた映画。妄想なので、少年が次のカットで少女に代わったり、夫が突然別の男になったりする。つじつまの合わない妄想を、小説や舞台では不可能な映画ならではの方法で表現した作品だ。

 街や室内の白を基調とした映像は自分の殻に閉じこもった妻の心証のよう。女優さんのおっぱいも寒々しくて北欧らしい雰囲気が出ていた。★★★★★

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