久し振りにメディアテークに行く。バッハのフルート作品集のCDを借りようと思ったのだが、誰かに先を越されていた。よって、「世俗カンタータ」を1枚と春風亭昇太の「御神酒徳利」を借りる。
昇太の落語は駄目だと思っているが、かといって全く無視するにはもったいない何とも言えない雰囲気がある。駄目さ加減も含めて"落語"かと考え直し、「御神酒徳利」のような粗忽者の噺なら合うのではと思った。
しかして、聴いたらぜんぜん駄目だった。古典を自分風にアレンジしているのだが、変えてよかったところは全然ない。アレンジしないでそのままやればよかっ
たのに。古典らしくやらないところが昇太のこだわりなのだろうけれども。ホールの観客には受けているので、ナマだとおもしろいんだろうな。
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