2014年4月18日金曜日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生


 午前4時に間違い電話をかけてきた輩がいて、それから目が冴えてしまった。よって、寝るのはあきらめて、D.フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観た。

  老人の姿をして生まれ、次第に若返っていく男の奇妙な人生を描いた作品。周囲の人間がさほど驚くことなく男を受け入れて行くのは、フィクションゆえか。最 後に子どもの姿になり、しかも認知症になるところは哀れを感じた。人間は結局は子どものようになって死ぬ、ということを訴えたかったわけではないとは思う が。

 丁寧に作ってあり、役者の演技もうまい。しかして、監督が何を描きたかったのかが判然とせず、感動度という点ではいまひとつ。女優さんもおっぱいくらい見せてもいいのではないかと思った。★★☆☆☆

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