NHK-Eテレ「100分で名著」で柳田国男の「先祖の話」を紹介する回を観た。
「(日本人は)先祖は祀るべきもの、そうして自分たちの家で祀るのでなければ、どこでも他では祀る者の無い人の霊、すなわち先祖は必ず各家々に伴うものだと思っている」
「日本人の死後の観念、すなわち霊は永久にこの国土のうちに留まって、そう遠方へは行ってしまわないという信仰が、恐らくは世の初めから、少なくとも今日まで、かなり根強くまだ持ち続けられている」
というところに驚愕、目から鱗が落ちる思いだった。日頃から仏教の祭礼様式に違和感を持っており、寺の金もうけのためにやっているのではと感じていた。早速柳田の著作を読んでみよう。
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