先日の沖縄の住民投票で、某テレビ局の解説委員が、
「辺野古反対が7割を超えたので、 それが沖縄の民意だというのはトリックで、投票率が低かったので反対は全有権者の4割弱に過ぎない」
と主張しているのには唖然とした。投票結果を民意と考えるのは当たり前だ。選挙とか住民投票とかはそういうもので、投票しなかった数の意は判りようがない。
この解説委員は、仮に賛成7割という結果だったら、賛成が民意ではないと言うだろうか。間違いなくそうではないだろう。(反対派がそう主張する可能性はある。)
問題なのは、民意を踏まえた上で政府がそれに反する決定をすることが是か非かだ。にもかかわらず、こんな稚拙な論説をマスメディアがしているのだから日本も末である。なお、誤解のないように言っておくと、僕は移転には賛成である。
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