2018年4月30日月曜日

「ノーサンガー・アビー」


 ジェイン・オースティン「ノーサンガー・アビー」読了

 オースティンの小説にはずれはなし。彼女の小説は主題が若い娘の結婚(婚約)に至るまでのことに限られるのでワンパターンのようにも思えれるけれど、今なお多くの研究者が分析の対象としてことからも、そう単純なものではないと判る。

 最後は理にかなった考え方が勝利を収めるところがストレスがたまらない。ハッピーピーエンドであることも安心感がある。何より小説の組み立て方がうまいよなあ。

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