2018年4月24日火曜日

雨の降る日は天気が悪い

 年度が替わってから初めての雨。通勤のバスもこれまでにない混みかただった。

 その混みあったバスの中で、リヒテルのシューベルトを聴きながらジェイン・オースティンの「ノーサンガー・アビー」を読み始めた。

 オースティンの他の作品にくらべ風刺の効き具合が強い。このことはちょっと気の利いたスパイス的効果を生み出す半面、小説全体としての品格を落としかねない。完成後しばらくお蔵入りになったのはそのためか。

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