ラッセ・ハルストレム「
マイライフ・アズ・ア・ドッグ」
評価の高い作品で、それに異存はないけれど、個人的にはもうひとつ乗り切れなかった。
冒頭に出てくる、初期の宇宙ロケットに実験用で乗せられ、地球を回りながら飢え死にしたライカ犬に対する、「いやだったろうな」というの主人公の少年のナレーションに一番泣けた。(同時に、笑った。)
この作品にはこのナレーション以上に泣ける部分がなかった。母親がもう少し"瞼の母"的な存在だったら違ったかも。この映画に出てくる女性は、ヌードモデ
ルになるガラス工場の女性を除いてほとんど非母性的な描かれかたで、日本との違いを感じた。★★★☆☆
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