2015年8月30日日曜日

クリムゾン・リバー



 マチュー・カソヴィッツ「クリムゾン・リバー」。

 もう少し面白いと思ったのに、とんだ期待外れだった。墓荒らしとか新生児のすり替えとかミステリーの題材はそろっているのに、最後のネタ明かしがあまりにも安易で呆然となった。今時こんなトリック、だれも使わないぜよ。

 それから、クレジットにドミニク・サンダの名前があったので、どこに登場するのかと待ち構えていたが、さっぱり出てこない。後で確かめたら、修道院に隠棲している老いた修道女の役だった。あんまりだ。★☆☆☆☆

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