2018年12月3日月曜日

中世の秋田県

 風邪はすっかり治った。今日は暖かい日だったけれども、そうはいっても夕刻になると寒い。ユニクロのヒートテック・タイツを手放せなくなった。

 さて、ホイジンガ「中世の秋」がおもしろい。中世の末期、人々は悲惨な現実から目をそらそうと騎士道精神の発揮に逃げ場を求めた。そして、

 "より上位のものに、自分の席をゆずらないということは、自分を汚す耐えがたい恥辱と考えられていた。"

 "もうひと皿どうですか、としつっこく勧めたり、もうしばらく滞在するようにと誘ったり、先に行くことを拒んだりする"

 このような実例が次々と登場して笑える。読む前はもっと固い本を想像していて、読む終えるのに時間がかかると思っていた。この調子だと年内には上下巻とも読了できそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿