2018年9月24日月曜日

「不連続殺人事件」


 坂口安吾「不連続殺人事件」

 この小説は前に読んだことがある。と思っていたが、読み進むうちに僕が読んだと思っていた作品とは全然違うことがわかった。決定的だったのは、犯人と記憶していた人物が途中で殺されてしまったこと。
 
 僕がこの小説だと思い込んでいた、旧家のしとやかな娘が過去に男に犯されていて復讐のためにその男を殺すという筋立の作品は一体何なのだろう。

 それはともかく、初めて読んだことが判明した「不連続殺人事件」は、僕には全然ダメだった。一言で表現すれば、この作品は下品だ。

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