2018年9月11日火曜日

「魍魎の匣」


 京極夏彦「魍魎の匣」読了

 最近の例にもれず再読である。森博嗣の小説は再読するとトリックも犯人も忘れている場合が多い。それに比べこの作品は覚えている場面が多かった。こっちのほうがページ数が多いからかもしれないが、京極夏彦と森博嗣の小説家としての力量の差かも。

 引き続き京極作品を読みたいという気持ちはある。しかして、2段組みで700ページ以上の本を読み切るのはしんどい。よって、京極は少し落ち着いてから。次は佐伯一麦「空にみずうみ」。

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