2017年1月19日木曜日

「息子と恋人」


 D.H.ロレンス「息子と恋人」読了

 読み始めたときは傑作と思ったがその後の展開が単調で800ページを読み切るのがしんどかった。

 あまり重要視されていない父親が炭鉱で働いていたときの描写は生き生きしているのに、主人公が長じて恋愛をするようになってからがグタグタだ。自伝的な作品なのでそれほどの画期的な出来事はないのは仕方ないかもしれない。やっぱ長すぎるな。

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