2020年11月26日木曜日

「一人称単数」

 

 村上春樹「一人称単数」読了

 村上春樹の新作。特に新しいところはなく、いつもの村上春樹の短編という感じ。そこを評価しない人もあるようだけど、僕はあまりうますぎないところが流石だと思った。

 この作家はは理解できない人にはどうしても理解されないのではないか。何度でも書くけど、メタファーにリアリティを感じられない人に村上春樹を理解するのは無理だと思う。そして理解できる人だけ読めばいいのだけど、その割には世界的に評価が高いので反発も大きいというところではないだろうか。

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