2020年6月24日水曜日

梅雨寒


 バスが混んでいる。肌寒い一日で、職場のロッカーに眠っていた冬用のカーディガンを着て帰った。

 丸谷才一の「たった一人の反乱」を読了したが、まったくもってつまらない小説だった。文章や構成のうまさは理解するものの、登場人物の価値観が前時代的で、反乱と呼べるほどの斬新なパフォーマンスもない。そんなに昔の作品じゃないんだけどな。読んで損したという本は久しぶりだ。

Photo: iPhone8

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