2019年5月16日木曜日

「廻廊にて」


 辻邦生「廻廊にて」読了。

 高校生のときに読んで以来の再読。今回は電子書籍で読んだ。

 今持っている文庫本は活字が7ポイントくらいしかない。読めないわけではないけど、読む気が起きないものだ。電子書籍はフォントの大きさが自由に設定できるので、まずもってそれが便利。そして、今現在これが最大の利点と感じている。

 中身については、辻邦生のエッセンスが全部詰まっているような秀作。文章のうまさは言うまでもない。若い時にこの作品を読んだときの感覚がよみがえって懐かしかった。これからも電子書籍を利用したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿