2019年1月20日日曜日

「無伴奏」


 矢崎仁司「無伴奏」を観終わった。

 暗くて単調。最後がもたつく。何を言いたいのか不明。など、言いたいところはいろいろあったけど、不思議と印象に残る作品。

 その理由をつらつらと考えたところ、成海璃子の一本調子なセリフ回しが、感情にまかせた過剰演技に陥るのを防いで、衝撃的な内容ながら作品を落ち着いたものにしているからではないかと感じた。なるほど、あれは考え抜かれた演技だったのか。(本当か。)

 原作はS市が舞台の小説なれど、街の風景に見覚えがなく、別の場所でロケをしたようだ。ま、それはどうでもいいんだけれど。★★☆☆☆

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