カール・ベーム指揮「ベートーヴェン交響曲全集」
1970年代にウィーン・フィルを指揮したもの。僕の若い頃、ベームはオーソドックスの典型みたいなもので、僕は嫌いではなかったけれども、クライバーのエッジの効いた演奏のほうに興味があった。まさに若気の至り。(クライバーがダメという意味ではない。)
この全集、メディアテークで借りて少しずつ聴いている。いいね。安定感があるし、聴かせどころもきちんと心得ている。ベームもいいけど、ウィーン・フィルがいいのかもしれない。こういう演奏を録音に残す指揮者はもういないという意味で実に貴重な全集だと思う。
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