2016年6月25日土曜日

寒い国から帰ったスパイ


 マーティン・リット「寒い国から帰ったスパイ」

 これはよかった。裏切ったつもりが裏切られる諜報組織の非情さ。安易なハッピーエンドに陥らないのはハリウッド映画にはない魅力。主人公のリチャード・バートンがニヒルでいい。東側をだますために酒に溺れた諜報員を演じるのだが、まるで本当のアル中のようだ。★★★★★

0 件のコメント:

コメントを投稿