2015年11月25日水曜日

須賀敦子全集第1巻


 「須賀敦子全集第1巻」読了

 「ミラノ 霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」等を所収。イタリア在住時代の作者の体験を書いたエッセイがあたかも小説のように読める。作者自身がが全面に出てこないことと、登場人物の性格描写がしっかりとしていて、フォーカスがぶれていないことがその理由か。

 軽さやおしゃれさを目指した文章ではないので、簡単には読めない。が、1ページ目から引き込めれた。第2巻はさらにもっとゆっくりと読もうと思う。

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