ジュゼッペ・トルナトーレ「海の上のピアニスト」
観終わるのに2か月かかった。名作すぎると観るのが重たくてそういうことがあるが、この作品を観終わって感じたのは、そうではなくて単につまらなかったからではないかということ。
大西洋を渡る豪華客船で捨てられた子どもが船員に育てられ、一度も陸に下りることのない天才ピアニストになる。というおいしい設定なのだが、なんといっても主人公の役者が陰のあるピアニストに見えないのが最大の難点だ。サイドストーリーが弱く単調なのも乗れない理由のひとつ。エンリオ・モリコーネの音楽を流し続けて、涙ちょちょ切れ映画にすればよかったんじゃないかな。★★☆☆☆
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