2019年10月3日木曜日

また北杜夫を読むとは思わなかった

 台風の影響で季節外れの暑さになっている。しかし、通勤時の朝夕はやはり上着がないと寒く感じる。

 デュラスの「ジブラルタルの水夫」を読み終え、北杜夫「楡家の人々」へ。「楡家」は再読だが初読の際は古くさいところが多くて取っ付きにくかった印象が残っている。今回はこれまでのところそういう感じはなく、むしろ日本文学史上の傑作のような予感すらしている。若い頃の読書の記憶は当てにならないな。

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