ウディ・アレン「
ブルー・ジャスミン」
主人公は破産したセレブ投資家の妻。いつものアレン作品のようにハッピーエンドになることもなく、悲惨な姿のまま終わる。アレンの意図が奈辺にあるかはよ
く判らない。「欲望という名の電車」になぞらえる人もある。しかし、テネシー・ウイリアムズの作品がすでにあるなら同じものを作らなくてもいいのでは。
もしかすると、コメディにしようと思ったら、ケイト・ブランシェットの演技があまりに鬼気迫っているので、シリアスにしたのではなかろうか。作品には感情
移入出来なかったが、彼女の役者根性には感動した。だんだんミア・ファローに見えてくるからすごい。★★★☆☆
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